MENU

観葉植物を引っ越し祝いでもらったら?育て方と風水を用いた置き場所

観葉植物は、引っ越し祝いをはじめとするギフトに人気のアイテムです。しかし、せっかくもらったのに育て方がわからなかったり、どこに飾るといいのか迷ったりすることもあります。そこで、観葉植物の育て方や置き場所について見ていきましょう。

まずは観葉植物について知ろう

『葉を見て楽しむ植物』が、観葉植物の大まかな定義でしょう。「これとこれは観葉植物です」という明確な区切りは存在していないようです。

観葉植物として流通している品種を見ると、多くは熱帯・亜熱帯を原産とする植物です。原種を品種改良し、観賞用に作られたものが『観葉植物』として流通しています。

また、観賞するのは室内であるケースも多いことから、観葉植物とされる植物の特徴として、耐陰性に優れている点が挙げられます。『熱帯原産で耐陰性に優れ、室内でも育てやすい植物』が観葉植物だとも考えられるでしょう。

サボテンや多肉植物も同じ観葉植物

観葉植物と聞いてまず連想されるのは、葉の色や形が印象的である植物です。そのほかに『サボテン』や『多肉植物』なども、同じく室内で観賞用として楽しむ植物であることから、観葉植物と定義されることが多いようです。

また、花が咲く、実がなる観葉植物もあります。一口に観葉植物と言っても、種類はさまざまであることを覚えておきましょう。

観葉植物は引っ越し祝いとして人気

観葉植物は、置くだけで空間をみずみずしいものにし、癒しを与えてくれます。そういったことから、引っ越し祝いをはじめとする、さまざまな贈り物として人気を集めているのです。

一般的なプレゼントと一線を画す特徴として『育てる楽しみ』を味わえることがあります。水やりなどのお世話を適切にすることで、長く育てて変化を見つけ、成長を楽しめるのも人気の理由です。

観葉植物を贈りたいと言われたら?

お祝い事の贈り物として人気の観葉植物は、引っ越しの際に贈りたいと言われることもあるでしょう。もし、知り合いから引っ越し祝いとして観葉植物を贈りたいと連絡を受けたら、まずは観葉植物を飾るスペースを考えます。

遠慮してきちんと伝えられず、置くスペースがないのに大きな観葉植物を贈られ、行き場のないギフトになってしまったら、贈ってくれた人に失礼です。

スペースがない場合は、「小さめの観葉植物がいい」とリクエストすると、贈る側は選びやすくなります。

置くスペースを確保できるのであれば、お言葉に甘えて大きな観葉植物をリクエストするのも良いかもしれません。どのような雰囲気のインテリアかを伝えると、空間に似合う観葉植物を相手が選びやすくなります。

観葉植物の基本の育て方

室内でも育てやすい観葉植物ですが、適切なお世話をしなければ枯れてしまいます。もらった観葉植物を枯らさないよう、きちんとお世話しましょう。

お世話は、決して難しいものではありません。観葉植物を育てるにあたり、基本的に気をつけるべきことを見ていきましょう。

日当たり条件は品種によって異なる

室内で育てられると言っても、観葉植物は光合成が必要な植物ですので、太陽の光が必要不可欠です。しかし、直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまう場合もあります。

観葉植物の品種によってどのくらい日光を浴びるのがいいか、加減が異なります。いただいた観葉植物の特性を知り、必要に応じて置き場所を移動するなどの対策も必要でしょう。

また、多くの観葉植物は、レースカーテン越しなどの直接日光の当たらない明るい日陰を好みます。この環境であれば、元気に育ってくれるでしょう。

水やりは土が乾燥してから

観葉植物のお世話で重要なのが、水やりのタイミングです。水やりのベストタイミングを見計らうには、土の状態をチェックすることが大切と言えます。植木鉢の土が完全に乾いたら水やりのサインです。

水やりの量の目安は、『鉢の底から水が流れ出てくるくらい』です。たっぷりと新しい水を与えることは、土の中に溜まった古い空気を押し出し、新鮮な空気に入れ替えるという役割もあります。

受け皿に水が溜まったままにすると、『根腐れ』の原因になってしまうので、水やり後は必ず溜まった水を捨てるようにしましょう。

高温には強いが、低温には弱い

観葉植物はもともと熱帯地域に自生しているものが多いため、気温が高いほどよく育ちます。一般的に気温が15℃以上ある環境だと、元気に育つと言われています。

一方で低温には弱く、気温が10℃を下回ると、葉がしおれはじめるなど、株に元気がなくなる場合が多いのです。

室内に置く観葉植物は寒さにさらされることはありませんが、冬場の朝晩の窓際などは急激に冷え込みます。室温でも10℃以下になる場合は、窓から遠い暖かい場所に移動させましょう。

肥料を与えるタイミング

基本的には、水のみでも観葉植物は育ちます。しかし、さらに元気に大きく育てたい場合は、肥料を与えてください。

春から夏の間は、2カ月に1度、置き型の緩効性肥料を与えます。必要に応じて、薄めた速効性のある液体肥料も与えましょう。

秋、冬は気温が下がり休眠期に入るので、肥料は与えないほうが安全です。栄養を吸い上げる力が弱まっていますので、根を傷めてしまうからです。

また、注意したいのが、肥料の与えすぎです。土の中の肥料濃度が高くなり、根から栄養を吸収できなくなる『肥料焼け』を引き起こします。肥料焼けは枯れてしまう原因になりますので、規定量を守って与えてください。

葉の色が悪くなったり、枯れたりする原因は

観葉植物を育てていると、葉のみずみずしい色がくすんできたり、葉が枯れて落ちてしまったりすることを経験するかもしれません。

そういった場合は、原因としてどのようなことが考えられるのでしょうか。

日光が不足している

葉の色が変わるのは、日光が足りない可能性があります。耐陰性に優れる観葉植物であっても、日光を浴びないと葉色が悪くなったり、葉が小さくなったりします。光合成ができていないので、栄養が作れないからです。

葉の色が悪くなってきたら、直射日光を避け、レースカーテン越しの窓際など、明るい場所に移動させることが有効です。まんべんなく日光を浴びられるよう、鉢を回すのも忘れずに行いましょう。

葉焼けしている

夏場に多く見られるのが、葉が焼けてしまったような色に変色する『葉焼け』です。葉焼けは、直射日光が当たりすぎたことにより起こる、火傷のようなものです。その場合は、直射日光から光をある程度遮れる場所に移動しましょう。

1 2 3
よかったらシェアしてね!