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ひまわりの種類・品種一覧|初心者におすすめの育てやすい品種3選

苗は購入した鉢から別の鉢に移し替える際、根にダメージを与えないよう細心の注意を払いましょう。ひまわりの根は垂直に下へ伸びる性質から、少しでも傷が付くと根付かなくなってしまうので、根はほぐさずにそのまま植えるようにします。

ひまわりは土の質にはあまり影響されない植物とされています。使用する用土がしっかり肥えていれば肥料が無くても育つこともありますが、丈夫に育てるには植え付けの時に緩やかに効き持続する肥料を混ぜ、必要に応じて栄養不足にならないよう追肥を行いましょう。下のほうの葉が黄色っぽくなってきたら危ないサインなので、肥料を与えましょう。

またひまわりは、水はけと水持ちのよい環境、そしてたくさんの水を好みます。土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。花びらが散り始めたら、次に咲く予定のつぼみの少し上部分を目安に、咲き終えた花ごと剪定します。切らないと種を作ることにエネルギーが使われ、花の方へ回らないためです。黄色くなった葉も早めに切り取りましょう。

気をつけたい病気や害虫対策

ひまわりは病害虫に強い植物ですが、綺麗な花を楽しむために知識を身に着け予防対策をしておきましょう。

梅雨の湿気が多い時期は、黄緑色に変色した多角形の病斑が葉脈に囲まれた部分に出る「べと病」に注意が必要です。とくに地面に近い葉がその危険にさらされやすいので、風通しをよくし肥料切れさせないようにします。もしかかってしまった場合は早め薬剤を散布しましょう。

もう一つ病気で気をつけたいのが、うどんこ病という葉にカビのような白い斑点が出る症状です。予防としては酢が原料の薬剤を散布するのが効果的で、もしかかってしまった場合、軽症であればかかった部分だけちぎって様子を見ましょう。一度かかってしまった箇所は元には戻りませんが、早期に対処することで被害を広げずに済みます。

害虫は、葉の裏に付くハダニ、新芽を好むアブラムシ、幹や枝にまで寄生するカイガラムシの被害に気をつけましょう。多湿な環境は虫も発生しやすくなるので、古い枝の剪定や薬剤散布などの予防策が大切です。もし被害にあっていたら、ひまわり自体を傷つけないよう気をつけながら駆除します。

まとめ

ひまわりには背が高いものから、小ぶりだけれどたくさんの花をつけるもの、種類はたくさんありますがどれも優美で見るだけで元気を与えてくれてます。元々は食用花として重宝されていたので、花が咲き終えてから種を収穫することも可能です。

次の花を咲かせるための種まき用として取って置いてもよいですし、しっかり乾燥させてフライパンで煎ってからナッツ類と同じ様に食べるのもよいでしょう。育て始めから終わりまでずっと楽しめる花です。

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