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3月に咲く花12選!ガーデニングで人気の品種の特徴や花言葉も紹介

色別では、黄色は「無邪気」、白は「あどけなさ」、赤は「純潔」、紫は「憧れ」という花言葉がつけられています。

フリージアの季節・開花時期

フリージアの開花時期は3月中旬〜5月上旬です。

フリージアの育て方

日当たりと風通しの良い場所で育てます。霜に当たると傷みやすいため、冬場は軒下や室内などに移動します。関東以西の暖地であれば庭植えでも育ちますが、その場合はマルチングをして防寒するようにします。植木鉢の場合は5号鉢に5〜8球を目安に、庭植えの場合は5〜10cm間隔をあけて植え付けます。水やりは土の表面がよく乾いたらたっぷりと与えます。水を与えすぎてしまうと徒長しやすくなってしまうため、とくに発芽後の冬は乾燥気味に育てるように気をつけましょう。また、花茎が伸びてくると倒れやすいため支柱を立てると良いでしょう。

3月に咲く草花

草花とは文字の通り、花を咲かせる草のことで、その花や葉、実などを鑑賞して楽しみます。3月は色とりどりの花を咲かせてくれる草花がだんだんと見頃になってきます。3月に咲く草花を紹介します。

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウは株元から多数の茎を伸ばしてツル状に生長し、その長いツルを生かしてグラウンドカバーに使われることが多い多年草です。日本では、ツルニチニチソウと一回り葉が小さいヒメツルニチニチソウの2種がよく知られています。耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れいてとても丈夫です。淡い紫や青、白の花を咲かせます。ガーデニング素材として人気なのは葉に斑が入る品種で、白や黄色の斑が入るものがありますが、耐寒性にやや劣り、花つきもあまりよくありません。

ツルニチニチソウの花言葉

ツルニチニチソウの花言葉は、楽しき思い出幼なじみなど

ツルニチニチソウの季節・開花時期

ツルニチニチソウの開花時期は3月下旬〜6月上旬です。葉は10月頃まで鑑賞できます。

ツルニチニチソウの育て方

ツルニチニチソウは日当たりから半日陰で、水はけの良い場所で育てます。日当たりが良いと花つきも良くなりますが、葉に斑が入る品種は半日陰で育てたほうが見栄えが良いでしょう。ヒメツルニチニチソウは日当たりから日陰で育てます。ツルニチニチソウはヒメツルニチニチソウと比べると寒さに弱いため、冬は防寒すると葉を長く楽しめます。水やりは、庭植えの場合は根が張ったあとは不要です。鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷり水を与えます。ツルが広がりすぎてしまうときは、不要な部分を切り戻したり間引いたりしましょう。

ゼラニウム

ゼラニウム

ゼラニウムは白、赤、ピンク、オレンジ、紫などさまざまな色の花が楽しめる草花です。開花期間が長いこともゼラニウムの魅力の一つです。関東地方以西の暖かい地域では一年中花を楽しむことができます。やや多肉質の茎葉の先に、星形やカップ状の小さな花が集まってボールのように花をつけ、咲き方は一重咲きから八重咲きまであります。葉に斑が入る品種やもみじに似た葉をもつ品種などもあり、さまざまです。性質としては乾燥に強く、過湿には弱いです。比較的育てやすく、初心者にもおすすめです。

ゼラニウムの花言葉

ゼラニウム全体の花言葉は、尊敬信頼真の友情など

色別では、赤は「君ありて幸福」、ピンクは「決心」、白は「わたしはあなたの愛を信じない」、黄色は「予期せぬ出会い」、深紅は「メランコリー(憂鬱)」という花言葉がつけられています。

ゼラニウムの季節・開花時期

ゼラニウムの開花時期は3月〜12月上旬です。

ゼラニウムの育て方

日当たりと風通しの良い場所で育てますが、真夏の強い西日や真冬の凍るような寒さ、長雨は避けましょう。鉢植えの場合、夏はできるだけ涼しい場所に、梅雨時期は雨の当たらない軒下などに移動します。真冬も関東地方以西の暖地であれば、軒下に移動したり、ちょっとした防寒をすることで屋外で冬越しさせることができます。過湿に弱い性質なので、水やりは土がしっかり乾いてから与えるようにし、冬はやや乾燥気味で育てます。庭植えの場合はほとんど不要です。真夏などで極端に乾燥している場合はたっぷり水を与えましょう。花がら摘みは小花が咲き終わるごとに行います。黄色くなった葉や枯れた葉も随時取り除きましょう。全体の花が終わったら花茎の付け根から切り取ります。

クンシラン

クンシラン

豪華な花を咲かせるクンシランは、花だけでなく艶のある葉を一年中楽しむことができる多年草です。一般的によく知られているのはクリビア・ミニアタという鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる品種です。ほとんどが種をまいて増やされています。クンシランは変わり種も多く、オリジナルの品種を作り出すことを楽しむ愛好家もいるくらいです。斑入りの葉を持つものや、幅広の葉で高さが低いコンパクトなダルマ系と呼ばれるものもあります。花色はオレンジ色のほかに、黄色、あまり出回っていませんが緑色の花を咲かせる品種もあります。クンシランは株の寿命が長く、長年育て続けることができるのも魅力です。

クンシランの花言葉

クンシランの花言葉は、高貴誠実情け深いなど

クンシランの季節・開花時期

クンシランの開花時期は3月〜5月です。

クンシランの育て方

クンシランは夏の強い日差しと冬の霜に弱いため、屋外よりも室内で楽しむことがおすすめです。直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので、夏だけでなく春から秋の間は強い日差しが当たらないように気をつけます。とくに班入りの品種は弱いので注意しましょう。ただしあまりにも日に当たらない場合は花芽がつきにくくなってしまうので、真夏で50%程度の遮光が目安です。クンシランは寒さにあてることで花が咲く性質をもっているので、秋から冬にかけて、最低気温5℃くらいまでは屋外で寒さにあてます。霜に当たると枯れてしまうことがあるので注意します。屋内に移動したあとも最低気温5℃から10℃を保った室内で育てます。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。また、クンシランは光があたる方向に葉が広がるので、葉の向きが片寄らないように時々鉢を回転させると良いでしょう。

3月に咲く花木

3月はたくさんの木々も色とりどりの花を咲かせてくれます。枝いっぱいに花をつけた花木を見ると春の訪れをより強く感じることができますよね。定番のサクラをはじめ、3月に咲く代表的な花木を紹介します。

サクラ

サクラ

日本の春を代表する花木として世界中で認知されているサクラ。サクラは野生種15種、園芸種300以上の品種があるサクラ属の総称です。毎年の開花ニュースで指すサクラはソメイヨシノです。サクラは日本の気候と相性が良く、公園や街路樹などに植栽されています。サクラの花色といえば、白や淡いピンク、濃い紅色などですが、品種によっては赤や赤紫の花をつけるものもあります。サクラは品種にもよりますが、比較的初心者でも育てやすいです。個人の庭に植える場合は中木程度の樹高になるカワズザクラ、オカメザクラ、ヨコハマヒザクラなどの品種がおすすめです。

サクラの花言葉

サクラ全体の花言葉は、精神の美優美な女性など

ソメイヨシノは「純潔」、シダレザクラは「優美」、ヤエザクラは「しとやか」、ヤマザクラは「あなたに微笑む」など、品種別にも花言葉がつけられています。

サクラの季節・開花時期

サクラの開花時期は3月〜4月です。10月〜翌年の3月まで開花する品種もあります。

サクラの育て方

サクラは日当たりの良い場所で育てますが、強い西日は避けましょう。日当たりが良くないと花つきが悪くなります。やや湿潤で、肥沃な土壌を好みます。水やりは基本的には不要です。夏に乾燥が続く場合は2週間に1回程度、朝の時間帯に水を与えましょう。鉢植えの場合、夏は2日に1回程度を目安に朝水やりをします。サクラは害虫が多く発生するので薬剤塗布する必要があります。剪定は12月から3月上旬に行います。サクラは切り口から病菌が入りやすいため、剪定する場合は、不要な枝が細いうちに取り除きましょう。枝分かれするところで枝元から切るようにします。また、木が弱ってしまうので一度に多くの枝を切らないように注意します。やむを得ず太い枝を切ったときは、切り口を防腐処理剤などで保護し、腐食を防ぐようにします。

ハナモモ

ハナモモ

ハナモモは観賞用に改良されたモモです。多くの品種があり、花色は艶やかなピンクや赤、白などさまざまです。モモは古くから日本人に親しまれ、世界各地でも園芸品種が作られてきましたが、観賞用のハナモモが多く作られたのは江戸時代の日本です。当時に作られた品種が現在まで引き継がれていて、現在もハナモモの品種改良はあまり進んでいません。ハナモモの樹形には立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性があり、その場所に合った樹形を選ぶことができます。

ハナモモの花言葉

ハナモモの花言葉は、恋のとりこあなたに夢中気立ての良さなど

ハナモモの季節・開花時期

ハナモモの開花時期は3月中旬〜4月中旬です。

ハナモモの育て方

ハナモモは大きく育つので、スペースを十分に確保して、日当たりと水はけの良い場所で育てます。日当たりが不十分だど、花が咲きにくくなります。また、強風で枝が折れてしまったり、木が倒れてしまったりすることがあるので、強風が当たらない場所を選びます。水やりは7月から9月の暑い時期のみ、たっぷりと与えます。剪定は花が終わってから、次の新芽が伸び始める前に行いましょう。剪定が遅くなってしまうと、新しい枝が伸びず、花芽ができにくくなるので注意してください。8月以降に行う落葉期の剪定は、枯れた枝や重なった枝を切る程度にします。

ボケ

ボケ

ボケは梅のような丸みを帯びた美しい花を咲かせる低木で、庭木や盆栽として人気の高い花木です。数輪の花が枝に密着するようにまとまって咲き、華やかです。ボケは200種類以上の品種があり、花色も咲き方もさまざまです。花色は白、赤、ピンク、オレンジ、咲き分け、咲き方も一重咲きや八重咲きのものがあります。一番多く目にするのは、朱色に近い赤で一重咲きのものです。ボケは早春の時期から咲き始めるものが多いですが、四季咲きのものもあるので四季を通じて楽しむこともできます。

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