4月22日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
4月22日の誕生花:ムシトリナデシコ
ムシトリナデシコは、ナデシコ科マンテマ属の花です。ヨーロッパの南部が原産地で、花の色は白や赤、ピンクなどがあります。名前の通り、粘着液を出して虫を取る習性があります。捕獲しても食べないので、食虫植物ではありません。受粉に関係ないアリなどの小さい虫が花に登ってくるのを防ぐために、自ら虫を捕獲しているそうです。見た目は可愛らしい花ですが、賢い一面があります。
ムシトリナデシコの花言葉
ムシトリナデシコ全般の花言葉は罠・未練です。またムシトリナデシコの花の色によっても花言葉がつけられています。白いムシトリナデシコの花言葉は裏切り、赤いムシトリナデシコの花言葉は青春の恋となっています。
ムシトリナデシコの花言葉の由来は、虫を取るその姿からつけられています。罠は、粘着液で虫を捕えるところからつけられたのでしょう。また、白いムシトリナデシコの花言葉の裏切りも、花の蜜に引き寄せられてよってきた虫が捕えられるところからつけられています。赤いムシトリナデシコの花言葉、青春の恋も、花に近づくと虫が捕えられてしまうイメージからつけられたのでしょう。
ムシトリナデシコ全般の西洋の花言葉は、同じくsnare(罠)です。また白いムシトリナデシコの西洋の花言葉もbetrayed(裏切り)、赤いムシトリナデシコの西洋の花言葉はyouthful love(青春の恋)となっています。
ムシトリナデシコが誕生花の日
ムシトリナデシコの誕生花は、4月22日の他に4月16日もあります。
ムシトリナデシコの季節・開花時期
ムシトリナデシコの季節は初夏です。開花時期は5月~6月頃です。ムシトリナデシコの花は、咲いてから約3〜7日楽しめます。
4月22日の誕生花:カリフォルニアポピー
カルフォルニアポピーは ケシ科・ハナビシソウ属の花です。原産地は北米です。カリフォルニア州の州花となっています。白やピンク、黄色、オレンジ、赤などの元気が出るような明るい色の花が咲きます。別名ハナビシソウとも呼ばれます。
カルフォルニアポピーは、日が登ると花が咲き日が沈むと花が閉じます。つぼみは先の尖った三角の形をしていますが、いったん花が開くと太陽に顔を向けて花びらを大きく開いて咲きます。カルフォルニアポピーは、つやのある花びらが特徴で、日に当たって群衆して咲いているところはキラキラと輝き、圧倒的な美しさですよ。
カリフォルニアポピーの花言葉
カルフォルニアポピーの花言葉は、成功・富・私を拒絶しないでなどです。
カルフォルニアポピーの花言葉の富や成功は、原産地のアメリカでは春になるカルフォルニアポピーが一面に咲き、黄金色に染まるところをスペインの探検家が見て、「黄金の西部だ」と名付けたことに由来するといわれています。
また、私を拒絶しないでの由来は、もともと黄色い花はよくない意味の花言葉をもつ花が多く、カルフォルニアポピーの花の色からつけられたようです。
カルフォルニアポピーの西洋の花言葉も、Do not refuse me(私を拒絶しないで)となっています。
カリフォルニアポピーが誕生花の日
カルフォルニアポピーが誕生花の日は、4月22日以外にも3月11日、3月24日、5月13日などがあります。
カリフォルニアポピーの季節・開花時期
カルフォルニアポピーの季節は、春から初夏にかけてです。開花時期は4月~6月となっています。
4月22日の誕生花:エゾギク(アスター)
エゾギクは別名アスターとも呼ばれ、キク科エゾギク属の花です。原産地は中国北部で一年草です。花の色は白、赤、ピンク、青、紫、黄、オレンジなどさまざまあり、形も七分咲きや八重咲き、ポンポン咲き、マーガレットに似た花の形のものまで種類は豊富にあります。
エゾギク(アスター)の花言葉
エゾギクの全般的な花言葉は、変化・同感・追憶・信じる恋です。また、花の色によっても花言葉がつけられています。白いエゾギクは、私を信じてください。赤いエゾギクの花言葉は変化を好む、ピンクのエゾギクは甘い夢、青いエゾギクは信頼・あなたを信じているけれど心配、紫のエゾギクの花言葉は私の愛はあなたの愛より深い・恋の勝利などとなっています。
エゾギクの変化の花言葉の由来は、昔カトリックの神父が中国からフランスの植物園にエゾギクの種を送り、そこでさまざまな品種改良が行われ多くの種類が広がったことからつけられているようです。また、マーガレットと同じようにエゾギクも花びら一枚一枚を取って恋占いに使われていたことから、信じる恋の花言葉がつけられたといわれています。
エゾギクの西洋の花言葉は、fidelity(忠実、貞節)・variety(多様性、変化)・I will think of you(私はあなたを想うでしょう)です。また英語の花名は、china aster(チャイナ アスター)です。中国が原産地のためにこう呼ばれています。
エゾギク(アスター)が誕生花の日
エゾギクが誕生花の日は、4月22日以外にも4月3日・4月10日・8月29日・11月28日とたくさんあります。また白いエゾギクが誕生花の日は9月10日です。
エゾギク(アスター)の季節・開花時期
エゾギクの季節は夏です。開花時期は7月〜8月で、9月ごろまでは出回っています。ちょうどお盆の頃に最盛期を迎えるため、お供えの花としてもよく利用されます。花は1週間程度保ちます。
4月22日の誕生花:ムスカリ
ムスカリは キジカクシ科・ムスカリ属の花です。原産地は地中海沿岸やアジア南西部です。球根から成長する花で、大きさは約15cmくらいと小さめで、ブドウのように小さな花をたくさんつけて咲きます。ムスカリは青い色のイメージがある人も多いですが、水色や淡いピンク、黄色などの花を咲かせる種類もあります。
耐寒性に優れていて、生命力が強く、こぼれ種からどんどん芽を出すので、一度球根を植えれば、手をかけなくても数年は毎年花を咲かせてくれるでしょう。
ムスカリの花言葉
ムスカリの花言葉は、通じ合う心・明るい未来・失望・失意などです。
ムスカリの花言葉は、よい意味とよくない意味の相反するものがあります。通じ合う心や明るい未来は、ムスカリの鮮やかな花の色や、耐寒性に優れていて育てやすく他の植物との相性がよいところからつけられたのでしょう。一方、失望や失意などの花言葉は、青い花が悲しみのシンボルとして使われることがあるためつけられたようです。
ムスカリの西洋の花言葉は、usefulness(有用、有益)です。
ムスカリが誕生花の日
ムスカリが誕生花の日は、1月30日、2月26日などもあります。
ムスカリの季節・開花時期
ムスカリの季節は春です。開花時期は3~5月で最盛期は4月頃です。花が咲くと5~7日ほど楽しめます。