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5月8日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説

5月8日の誕生花:ベルフラワー

5月8日の誕生花:ベルフラワー

ベルフラワーは、キキョウ科・ホタルブクロ属の花です。原産地はユーゴスラビアです。花の色は薄紫で、釣り鐘状の少し反り返った花びらがとても可憐な花です。ベルフラワーは、オトメギキョウとも呼ばれています。キキョウの花に似ているけれど10~15cmと背丈が低くて、花も2cmほどと小さいくかわいらしいためにつけられた名前です。

花はたくさん集まって咲き、株が見えないくらいにびっしりと咲き誇るときもあります。遠くから見ると、まるで薄紫色の絨毯を敷いているように見えます。

ベルフラワーの花言葉

ベルフラワーの花言葉には、誠実・感謝・楽しいおしゃべりなどがあります。

ベルフラワーの誠実や感謝の花言葉の由来は、花の形にあります。ベルフラワーの釣り鐘状の花を、教会にある鐘に見立ててキリスト教の教えにちなんでつけられたそうです。また、楽しいおしゃべりは、小さな花が密集してたくさん咲いている姿が、かしましくおしゃべりしている姿に見えるところからつけられたのでしょう。

西洋の花言葉はないようです。ベルフラワーの英語名は、Dalmatian bellflower(ダルメシアン・ベルフラワー)で、クロアチアのダルマチア地方が原産のためつけられた名前です。

ベルフラワーが誕生花の日

ベルフラワーが誕生花の日は、5月8日の他に11月21日もあります。

ベルフラワーの季節・開花時期

ベルフラワーの季節は春です。開花時期は4月〜5月です。初めての人でも比較的育てやすい花です。

5月8日の誕生花:シャクナゲ

5月8日の誕生花:シャクナゲ

シャクナゲは、ツツジ科・ツツジ属の花です。漢字では 石楠花や石南花と書きます。原産地はアジアです。同じツツジ科でツツジと似ていますが、枝の先に房のように花を咲かせるものがシャクナゲです。シャクナゲの名前の由来は、漢字の石南花をしゃくなんげと読み、そこから「しゃくなげ」になったとなどといわれています。

中国にも石南花という花がありますが、シャクナゲとは別でバラ科の植物を指します。シャクナゲの花は大きく華やかで、満開の時期はとても迫力のある美しさに圧倒されます。その花姿から花木の女王とも呼ばれています。シャクナゲは耐寒性に優れていて、ツツジは秋に落葉しますが、肉厚な葉をもつシャクナゲは落葉せず越冬できます。シャクナゲの葉には毒があります。

シャクナゲは高山植物で、山の岩場などに生息するためなかなか採取が難しいことから、「高嶺の花」の語源になったともいわれています。シャクナゲはネパールの国花でもあります。

シャクナゲの花言葉

シャクナゲの花言葉は、荘厳・威厳・危険です。

シャクナゲの花言葉、荘厳や威厳は数輪集まって大きく咲き誇る花の姿からつけられたそうです。また、危険は葉に毒があること、高い山の岩場など危険な場所に咲いていることからつけられたのでしょう。

シャクナゲの西洋の花言葉は、caution(用心)・beware(注意する、用心する)・danger(危険)などです。西洋の花言葉もシャクナゲが採取しにくい場所に生息していることや毒などからつけられたようですね。

シャクナゲが誕生花の日

シャクナゲの誕生花の日は、5月8日の他に2月20日、8月2日があります。

シャクナゲの季節・開花時期

シャクナゲの季節は初夏です。開花時期は5〜6月です。日本でもシャクナゲがみられる場所はいろいろあるので、ぜひ満開の時期に見に行ってみたいですね。

5月8日の誕生花:黄色いスイレン(睡蓮)

5月8日の誕生花:黄色いスイレン(睡蓮)

スイレンはスイレン科スイレン属の花です。原産地は世界の熱帯~温帯地域です。水面近くで白やピンク、黄色、紫などさまざまな色の花を咲かせます。スイレンは朝日が登ると花が咲き、夕方には閉じてしまいます。蓮の花と混同されがちですが、スイレンは水面近くで花が咲くのに対して、蓮は水面よりも少し高い位置で咲きます。またスイレンの葉の形には、切れ込みがあってつやつやしていますが、蓮の葉は切れ込みはなく、丸くてマットな質感の葉です。スイレンと蓮の違いは、花の咲き方や葉の形でわかります。

スイレンが日中に花を咲かせて、夕方に閉じるところから「睡る」という字を使った睡蓮という名前がついたようです。

黄色いスイレン(睡蓮)の花言葉

スイレンの全般の花言葉は、信仰・信頼・清純な心・清浄などです。花の色によっても別の花言葉がついていて、黄色のスイレンの花言葉は優しさ・甘美、ピンクのスイレンの花言葉は信頼、白のスイレンの花言葉は純粋・潔白です。

黄色のスイレンの花言葉の由来は、スイレンの香りからつけられたのでしょう。爽やかな石けんのような香りをかぐと甘美な気持ちになり、心がふわっと優しくなりますね。

スイレン全般の花言葉の信仰の由来は、古代のエジプトの人々の生活をもとにつけられています。エジプトでは朝、日が登ると花が開いて夕方には閉じるスイレンは太陽のシンボルでした。エジプトの神話や装飾用品などにもスイレンが多く使われており、太陽の象徴としてスイレンを信仰していたところからつけられました。

黄色いスイレンの花言葉はないようです。

黄色いスイレン(睡蓮)が誕生花の日

黄色いスイレンの誕生花は5月8日だけです。

黄色いスイレン(睡蓮)の季節・開花時期

スイレン全般の季節は夏です。開花時期は5~10月で最盛期は7月です。花は咲いてから3~5日ほど楽しめます。

5月8日生まれの偉人・有名人

5月8日生まれの偉人・有名人

5月8日生まれの有名人は漫画家のさくらももこが1965年生まれ、元相撲の横綱・曙太郎が1969年生まれ、女優のかたせ梨乃が1957年生まれ、歌手でタレントの榊原郁恵が1959年生まれとなっています。

5月8日は何の日?

5月8日は何の日?

5月8日は、「世界赤十字デー」です。赤十字社の創設者であるアンリ・デュナンの誕生日にちなんで制定されました。また語呂合わせで、「ごはんパンの日」にも制定されています。

まとめ

5月8日の誕生花は、ベルフラワー、シャクナゲ、黄色いスイレンです。それぞれの花言葉は、特徴のある花の姿を由来にしてつけられたものばかりです。鮮やかな色や可愛らしい花姿の花を見ると心が癒されますね。花言葉を知ると、もっとその花を身近に感じられます。ぜひ5月8日が誕生日の人に、花言葉を添えた花束を贈ってみませんか。

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