ブーゲンビリアの花言葉|色別、英語の意味や見頃の季節は?
鮮やかな色合いで南国ムードを感じさせてくれるブーゲンビリア。花言葉はロマンチックなものがたくさんありますが、ちょっと怖い花言葉があったり、悪魔の花と呼ばれているという意外な側面も持っています。色別の花言葉と合わせて紹介していきます。
ブーゲンビリアの全般的な花言葉
ブーゲンビリアの花言葉は怖い?
ブーゲンビリアの花言葉は「情熱」「魅力」「熱心」「あなたは魅力に満ちている」「秘められた思い」「あなたしか見えない」「ドラマチックな恋」です。 情熱的で南国のお花であるブーゲンビリアにぴったりの花言葉ですね!ちなみに英語の花言葉は「passion(情熱)」です。
しかし一方で、ブーゲンビリアは「薄情」という花言葉も持っています。上記の前向きな花言葉と違って、少し怖い感じがしますね!
ブーゲンビリアの名前の由来
「情熱」「魅力」「熱心」「あなたは魅力に満ちている」「秘められた思い」「あなたしか見えない」「ドラマチックな恋」といった前向きな花言葉は、ブーゲンビリアの鮮やかな色合いからつけられました。人の心を揺さぶるような魅力があることから「魂の花」と呼ばれることもあるそうです!
「薄情」という花言葉は、ブーゲンビリアの葉の様子からつけられました。トロピカルカラーが印象的なブーゲンビリアですが、花びらのように見える部分は実は「苞(ほう)」と呼ばれる葉の一部で、この部分が葉脈が透けるほど薄いことから、「薄情」という花言葉がつけられました。 素敵な花言葉が多いブーゲンビリアなので、ネガティブな花言葉を付けなくてもいいのでは、と思いますが、由来としては納得ですね!
ブーゲンビリアの色別の花言葉
ブーゲンビリアは色によっても花言葉が変わります!代表的な色の花言葉を紹介します。
ピンク色のブーゲンビリアの花言葉
ピンク色のブーゲンビリアの花言葉は「魅力がいっぱい」、「あなたは魅力に満ちている」です。
可憐な色味で母の日に鉢植えで贈るのもおすすめです。
黄色のブーゲンビリアの花言葉
黄色のブーゲンビリアの花言葉は特につけられていません。
黄色のブーゲンビリアはとても珍しく、固有の花言葉もなければ、黄色いバラの花言葉「愛情の薄らぎ」「嫉妬」のようにネガティブなものがつけられているわけでもありません。
赤色のブーゲンビリアの花言葉
赤色のブーゲンビリアの花言葉は「情熱」、「あなたしか見えない」です。
もともと情熱的なブーゲンビリアの花言葉を、赤という色合いがさらに情熱的にしていますね!
白色のブーゲンビリアの花言葉
白色のブーゲンビリアの花言葉は「熱心な気持ち」、「あなたは素敵」です。
南国の開放的な印象のブーゲンビリアですが、白色が持つ純粋、まっすぐといった意味合いを織り込むことができる花言葉です。
ブーゲンビリアの基本情報
科・属 | オシロイバナ科・ブーゲンビリア属 |
和名 | 筏葛(イカダカズラ) |
英名 | Bougainvillea |
学名 | Bougainvillea |
花の色 | 赤、ピンク、黄、白 |
原産地 | 中央~南アメリカ |
開花期 | 5~10月 |
ブーゲンビリアという名前は、1768年にブラジルでブーゲンビリアを発見したフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来するそうです!
ブーゲンビリアが誕生花なのは何日?
ピンクのブーゲンビリアは7月20日の、白色のブーゲンビリアは7月26日、7月29日の誕生花です。
ブーゲンビリアを国花とする国は?
ブーゲンビリアはグレナダの国花です。
ブーゲンビリアの豆知識
ブーゲンビリアの花はどの部分?
先ほど、花びらのように見える部分は葉の一部であると説明しましたが、では花はどの部分になるのでしょうか?
花びらのように見える「苞(ほう)」は通常3~6枚あり、この真ん中にある白っぽい部分がブーゲンビリアの花になります。とても小さいお花ですね!
ちなみに、苞がとても薄くて紙のようであることからブーゲンビリアはペーパーフラワーとも呼ばれます。
ブーゲンビリアはいつ日本に来た?
沖縄ではハイビスカスとともに人気のブーゲンビリアですが、日本での始まりは宮崎県のようです。
1971年(昭和46年)年に世界的に有名なシンガポール植物園から、宮崎県の青島県立亜熱帯植物園にブーゲンビリアが32種寄贈され、温暖な気候が育成環境にあった宮崎県全域に広がっていったと言われています。
ブーゲンビリアは食べられる?
日本はあまり食用のイメージはありませんが、食べることはできるようです!
原産地の一つでもあるメキシコでは、ブーゲンビリアは咳を鎮めるお茶として飲まれることがあります。お花を数分間煮だして、好みではちみつなどを入れて飲みます。お花の色味が出てとてもきれいですよ!
タイではカノムジーンというそうめんに似た物にブーゲンビリアの天ぷら添えられていたり、サラダに揚げられたブーゲンビリアが入っていることがあるそうです。
ブーゲンビリアは悪魔の花?
ブーゲンビリアはハワイ語では「Pua Kepalo」と呼ばれます。Pua=花、Kepalo=悪魔という意味があるのですが、ブーゲンビリアの鮮やかなイメージからは想像できませんね! 由来はブーゲンビリアが持つトゲにあるようです。生長の過程で花芽がトゲに変化することから転じて悪魔の花、と呼ばれるようになったそうです。ハワイではあまりトゲを持つ植物が多くないので、それに驚いた人々がつけたのでは、と言われています。
ブーゲンビリアの種類と品種
サンディエゴレッド
「スカーレットオハラ」という別名を持ちます。茎太く、寒さに強い品種です。
シンガポールホワイト
白く気品のある花と。先の尖った花びらでシャープな印象の品種です。