
プリザーブドフラワーを還暦祝いに贈ろう。枯れない花に真心をこめて

還暦祝いの贈り物を迷っている人は、プリザーブドフラワーはいかがでしょうか。枯れることがなく美しいうえに、アレンジされた商品もたくさんあります。花の種類や色もさまざまで、送る人にあわせたプリザーブドフラワーを選べるでしょう。
還暦祝いの新定番、プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは贈り物として、近年人気がでてきています。人気の理由は大きくわけて3つあります。
『長く飾ってもらえる』『相手に手間がかからない』『アレンジがおしゃれ』という点です。ここでは、その3つについて詳しく紹介していきます。
人気の理由1 長く飾ってもらえる
プリザーブドフラワーとは、生花を長期で保存できるように加工したものをいいます。ドライフラワーや造花と違い、いつまでも生花のようなみずみずしい状態を保てるので、贈り物の定番の1つとして定着してきています。
生花だといつかは枯れてしまいますし、贈られた側も鉢植えを用意する手間があります。ドライフラワーの場合は、色合いや形が崩れる心配がつきものです。
プリザーブドフラワーはそれらの心配がなく場所もとらないため、長く飾ってもらえるでしょう。
人気の理由2 相手に手間がかからない
プリザーブドフラワーは生花を加工して作っているので、水やりをする必要がありません。逆に水や湿気には弱いため、水やりは厳禁です。受け取った側に世話の手間がかかる心配がないのは大きな魅力ですね。
小さな箱などに入れて飾れるので、小物として部屋のどこにでも置けます。入れ物を使えば、よりキレイな状態を保っていられるため、インテリアとして長く飾っておけるでしょう。
人気の理由3 アレンジがおしゃれ
生花をインテリアとしてアレンジする場合は、枯れることを前提としてデザインを決めていかなくてはなりませんが、プリザーブドフラワーは枯れる心配がないため、自由にアレンジができます。
小物入れなどにつけてワンポイントのアクセントとしたり、写真立てや時計の縁にプリザーブドフラワーを飾ったりして、プレゼントするのもよいですね。
プリザードフラワーは雑貨感覚で取り入れることができて、アレンジもしやすいため、若い人から高齢の人まで幅広く支持されています。
贈る相手の好みや用途にあわせてアレンジを工夫すれば、世界に1つしかないプレゼントを作ることができるでしょう。
還暦祝いに人気の花の色は?

いざプリザードフラワーをプレゼントしようと思っても、さまざまな色があり困ってしまうかもしれません。還暦祝いにプリザーブドフラワーを贈るときの定番の色や、人気の色などを紹介します。
魔除けの意味がある赤色が定番
還暦祝いの人にプリザードフラワーをプレゼントすることを考えているのであれば、赤色のものを選ぶと良いでしょう。
『新しい人生に災いがなく、長生きを願う』という想いが、赤色には込められています。暦の干支は60年で1周するため、60歳になると生まれた年に戻ります。60年目からは『赤ちゃんに還る』という意味から『還暦=赤色』と定着したのです。
また、赤色には『厄除け』や『魔除け』の意味もあり、縁起がよいとされています。神社の鳥居が赤いのも、魔除けなどのためです。
還暦祝いにプリザーブドフラワーをプレゼントするのであれば、多くの意味が込められた赤色をおすすめします。
母親など女性に贈るなら優しいピンク系も
母親などの親しい女性に贈るのであれば、ピンクもおすすめです。女性にプリザーブドフラワーで好きな色を聞くと、赤色よりもピンクの方が人気があるというアンケート結果もあります。
特に人気なのは、ピンクのバラのプリザーブドフラワーです。ピンクのバラには『感謝』や『温かい心』という意味も込められているため、親族へのプレゼントにはピッタリですね。
また、ピンク色は『優しい気持ちになる』『リラックスする』という効果があるため、インテリアとしてもおすすめです。
男性には青や紫、黄色やグリーンなど
還暦の男性にプリザーブドフラワーをプレゼントするのであれば、赤やピンクのような、かわいらしい色ではない方がよいでしょう。人気があるのは、紫色やオレンジ、黄色、青色などです。
花言葉を考えてプレゼントする人も多いようです。例えばひまわりには『崇拝』や『敬慕』などの花言葉があり、会社の上司など目上の人にプレゼントするのに向いています。
ゆりの花言葉は『子の愛』であり、父の日などのプレゼントとして最適です。サルビアは『家族愛』という花言葉があるため、結婚しているパートナーへの気持ちとして贈るとよいかもしれません。
還暦祝いに最適プリザーブドフラワーギフト

せっかく還暦祝いとして贈り物をするなら、豪華なプレゼントをしたい人もいるでしょう。プリザーブドフラワーを使ったアレンジはたくさんあるので、その1部分を紹介します。
めでたさ満点、ゴージャスな60本の赤バラ
「還暦には、豪華に60本の赤いバラの花束をプレゼントしたい」と考えたことがある人もいるかもしれません。
しかし、生花だと手間もかかるため躊躇する人も多いようです。そんなときにおすすめなのが、プリザーブドフラワーで作られたバラの花束です。
生花の花束と違い、いつまでも美しいまま飾っておくことが可能です。2〜3年は美しい状態を保つことができます。
ガラスのドームに花を閉じ込めて
感謝の気持ちを込めて贈り物をしたいのであれば、ガラスのドームに入ったアレンジ商品はいかがでしょうか。ハートや星の形など、さまざまなタイプのものがあります。
最近ではサービスも充実しており、花の色の変更や、別料金で花のボリュームを増やすサービス、ガラスのドームに名前や日にちなどをレーザー彫刻できるサービスなどもあります。
大きいものからコンパクトなものまで多種多様にあり、贈りたい人に合わせたものを選ぶことができます。お手入れもガラスのドームを磨けばよいだけなので簡単にできるでしょう。
永遠の幸せ願うプリザーブドフラワーリース
プリザーブドフラワーのリースも、人気のアレンジです。玄関や家の壁などにも飾ることができ、場所を選ばずどんなインテリアにも合いやすいからです。
リースは終わりがない形ということで『永遠』の意味が込められていますから、幸せがずっと続くことを願って還暦祝いに送るのにぴったりといえます。
プリザーブドフラワーのアレンジ商品の中には、60本の赤いバラがアレンジされたリースなどもあります。赤いバラなので、還暦祝いのプレゼントや、結婚祝いなどにも利用される人が多くいるようです。
おしゃれな人にはデザインにこだわった一品を

周りと同じものではなく、少し変わったものをプレゼントしたい人もいるのではないでしょうか。プリザーブドフラワーのアレンジは高級感あふれるものから、和テイストのものまでさまざまにあります。
芸術的なボックスフラワーアレンジ
高級感のある箱に、ローズやあじさいといったプリザーブドフラワーが並べられた芸術的なボックスフラワーアレンジもあります。
上司のプレゼントや還暦祝いなどの目上の人への贈り物としていかかでしょうか。
商品によっては箱を包むひもにこだわっていることもあります。ひもにローズの香りなどのマイクロカプセルが埋め込んであるものを選べば、高級感をより演出できるでしょう。
品種改良された特別なプリザーブドフラワーが、アレンジに使われているものもあります。花びらの質感や深い色あい、みずみずしさなどが段違いです。
プリザーブドフラワーを守るためのクリアケースが付いていることもあり、インテリアとして安心して飾れます。メッセージカードや写真を添えることができるサービスもおすすめです。
華やかさと高級感のあるフォトフレーム
フォトフレームのアレンジされた商品は、さまざまなインテリアに似合うので、おすすめです。
見開きで本のような形になっており、右はプリザーブドフラワーのアレンジメント、左は写真入れになっているというタイプもあります。
写真立てのカラーは、レッド系、ピンク系、ビタミン系、パープル系など種類が豊富です。プリザーブドフラワーの色も選べることがあるため、自分好みのフォトフレームを注文することができるでしょう。
長く観賞できるプリザーブドフラワーと、色あせることのない思い出の写真を飾っておけるので、時間が経てばたつほど、より大切な宝物になっていきますね。
大人好みの和モダン風アレンジメント
和のテイストで構成されたプリザーブドフラワーアレンジも人気です。バラ、アジサイ、オールドローズ、ダリア、レザーファン、シルバーティーツリーなど多彩な種類が使われています。
紫や青、白といった落ち着いた色あいのプリザーブドフラワーと、つや消しの黒い陶器を組み合わせれば、凛とした上品さを演出できるでしょう。
和花と洋花が一緒になっているものもあり、洋風なインテリアにもマッチするようになっています。
和風アレンジは、日本人だけでなく外国人へのプレゼントとしても喜ばれる贈り物です。若者からお年寄りまで老若男女に好まれるので、幅広いシーンで活用できますね。
若々しいあの人にはディズニーのアレンジを

ディズニーが好きな方のためにも、ミッキーやミニーでデザインされた、さまざまなアレンジが販売されています。美しいプリザードフラワーとディズニーのコラボアレンジは、まさに夢のような商品といえるでしょう。
レトロなミッキーと花のブック型アレンジ
アンティークブックをイメージして作られたディズニーアレンジも人気があります。
一見、本のように見えますが、開くとプリザーブドフラワーの入ったボックスになっているというものです。アンティークブックのレトロなイメージなら可愛くなりすぎず、還暦祝いにもぴったりでしょう。
ブック型のディズニーのアレンジ商品は種類が多く、次々に新しいものが発売されるため、集めるのも楽しみな1品ですね。
ミッキーやミニーのフレームアレンジ
おしゃれな額縁の中に、キャラクターの形にプリザーブドフラワーを並べたフレームアレンジも、プレゼントとして喜ばれるでしょう。なかでも、ミッキーやミニーの形をしたアレンジは人気があります。
プリザーブドフラワーのみでシルエットが表現された職人の技が光る作品で、キャラクターのイメージに合わせて花を選べば、素敵な仕上がりになります。
ミニーの形のアレンジを、赤やピンクの花で統一すれば、還暦祝いのプレゼントにぴったりでしょう。
フレームアレンジは、そのまま置いて飾れて、壁掛けで飾ることもできる2WAYタイプが多くあります。
花びらにミッキーとミニーを刻印
『レター・ローズ』と呼ばれるものをご存知でしょうか。バラにメッセージや絵をつけてくれるサービスです。
ミッキーやミニーのシルエットを入れたものもあり、2輪をカップルのように寄り添わせて飾れます。レター・ローズは個人では作りにくいものなので、プレゼントとして特別感を演出できるでしょう。
購入したレター・ローズを自分でアレンジするのもおすすめです。可愛いカゴに入れて、バラやカーネーションを添えてみるなど、アイデア次第でさまざまな演出ができます。
還暦の夫婦へのプレゼントとしてミッキーとミニーのレター・ローズを並べて、『いつまでも仲良く』という願いを込めるのもよいですね。
名入れやメッセージ刻印で特別なギフトに

プレゼントされたものに自分の名前やメッセージが刻印されていたら、それは特別で大切なものになるはずです。
名入れできる花時計
時計の文字盤の中にプリザーブドフラワーが入っている『花時計』も人気のギフトです。枯れないプリザーブドフラワーならではのアレンジですね。
花時計と一緒に名前やメッセージを入れられるサービスも贈り物として人気があります。
時計の針が金色のものなど、アンティーク調の時計を選び、赤いプリザーブドフラワーで飾れば、還暦祝いにぴったりの花時計になるでしょう。
金色の文字で豪華にメッセージを残せば、時計のデザインともマッチします。文字盤の色には黒などを選んで、シックなイメージにすることで、花の色味がより美しく目にうつりますね。
文字入れサービスは熟練の職人が1つ1つ丁寧に彫刻しているものが多く、仕上がりも美しいものになっています。
花と名入れ湯のみのギフトセット
豪華なものも喜ばれるかもしれませんが、人によっては落ち着いた雰囲気のものを好むかもしれません。そこでおすすめしたいのがギフトセット商品です。
プリザーブドフラワーと湯のみのセットなどは、両親や祖父母への還暦祝いとしてちょうどよいでしょう。湯のみに名入れをしてもらえば、特別感のあるギフトになります。
他にもタオルやお皿、紅茶、和菓子など、プリザーブドフラワーは、さまざまなセット商品があります。
長く楽しんでもらうためのポイント

プリザーブドフラワーは枯れることがありませんが、気をつけないと色があせ、劣化してしまう場合があります。置く場所などを注意することによって、より長く美しさを保ちましょう。
プリザーブドフラワーに水やりはNG
プリザーブドフラワーは生花と違って、水をあげる必要がありません。湿度が高いと加工時の着色液がにじみ出てしまうので、水気を与えるのは逆効果といえます。
長持ちさせるためには湿度にさらさないことが大事なので、クリアケースやコレクションボックスなどに入れて飾るのがおすすめです。また、シリカゲルなど除湿効果があるものを近くに設置しておくのもよいでしょう。
飾るのは直射日光が当たらない場所で
直射日光もプリザーブドフラワーにとってよくありません。ひび割れや色あせの原因になってしまいます。間接照明などの強い光でも、日光と同様の現象が起きてしまうので注意が必要です。
また寒暖差が激しい場所に置くのも避けてください。温度差がなるべく少なく、直射日光が当たらない場所を探して飾るようにしましょう。
時々そっとほこりを払って
ほこりがついた場合には、手で直接払わないように注意してください。プリザーブドフラワーは、本物の花を使用しているので花びらがとても柔らかく、壊れやすいためです。
手動ポンプのエアダスターを使って、優しい風でそっとほこりを落としましょう。化粧用の柔らかいタイプのチークブラシで払うのもおすすめです。除湿も兼ねてクリアケースなどに入れておくのもよい方法です。
まとめ
プリザーブドフラワーは、贈る人にあわせてさまざまな商品が選べて、世話をする手間もかからないという利点があります。
想いを込めて、メッセージ入りのプリザーブドフラワーをプレゼントするのもよいですし、こだわりたい人は自分でアレンジしてみるのもよいでしょう。
プリザーブドフラワーは、さまざまな用途で使用できるため、還暦祝いの品として検討してみてはいかがでしょうか。