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プリザーブドフラワーのおすすめの花は?用途やおすすめ店まとめ

プリザーブドフラワーの加工方法などの基礎知識や、主な用途をまとめました。ギフトや記念品、お見舞いなどに使えるプリザーブドフラワーは、花の専門店でも手に入ります。首都圏や地方でおすすめの店舗も紹介します。

プリザーブドフラワーの基礎知識

プリザーブドフラワーは、フランス生まれの特殊加工を施した花です。いったん生花に含まれる水分や色を抜き加工しているため、保存がききます。

製品化されたのは1990年代と歴史は浅いですが、現在では研究開発も進み、さまざまな花がプリザーブド加工できるようになりました。

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーはフランスの会社が製品化した生花とドライフラワー両方の特徴を兼ね備えた花です。なかでも、バラは花びらが厚めで柔らかく加工しやすいため、多くのショップで扱われています。

見た目は生花のようにみずみずしく、保存期間は2~5年ほどです。手入れや世話の手間がかからず、インテリアやギフト、記念品として利用されています。

生花に加工を施して作られているため値段は高くなりますが、場所やシーンを問わずに使いやすいプリザーブドフラワーは、大切な相手への贈り物として人気です。

特殊加工について

プリザーブドフラワーは、咲いている花や葉を切り、水分と色を抜くアルコール溶液に浸けて作られます。いったん脱水と脱色を終わらせた花は、再度別の着色液に浸けられ、生花のような色合いに戻す仕組みです。

着色液から取りだされた花は、しばらく乾燥させます。プリザーブドフラワーはドライフラワーよりも加工の工程が多く、複雑な作業が必要です。

家庭で作る場合は脱水と着色を1度で終わらせるタイプの溶液が販売されており、手軽に加工できます。

できあがった花は、適度に水分を含み、生花のような生き生きとした風合いがあり、ドライフラワーと同じ長期保存ができることが特徴です。

脱色と着色、2段階の手順を踏んだプリザーブドフラワーは、生花よりも鮮やかな発色が可能になります。

プリザーブドフラワーの主な用途

プリザーブドフラワーは、主にプレゼントとして活用されます。ちょっとしたギフトから記念品、お見舞いのお花など活用シーンは多彩です。

生花は世話のことや持ち帰りの大変さがあり、場面によっては贈り物に適さないことがあります。プリザーブドフラワーなら世話もいらず、ケース入りのものなら持ち運びも簡単で安心です。

ギフト

プリザーブドフラワーのギフトは、ギフトボックスに入ったものからインテリアとして飾れるものまで、いろいろなものが販売されています。

個性的なアレンジやオルゴールなど、見ているだけでも癒やされるデザインが豊富です。誕生日プレゼントやちょっとしたお祝いなどの使い勝手が抜群でしょう。

生花のように日持ちを気にする必要がないため、当日用意する手間がなく、思い立ったときに準備ができます。

記念品

長期間鮮やかな発色が続くプリザーブドフラワーは、メモリアルフレームや額縁などのデザインの一部にも使用されます。入学祝いや卒業祝いの写真の飾るための記念品として最適でしょう

また結婚記念日にプリザーブドフラワーのバラのブーケをプレゼントするのも素敵です。プリザーブドフラワーなら、生花のバラには無いような色も可能ですから、相手の好みにぴったりの色を選べます。

お見舞

プリザーブドフラワーの魅力は、療養している人へのお見舞いにも使いやすいことです。

見ていて気持ちが落ち着く白やピンクなどの淡い色合いのブーケや、気分を明るくしてくれるイエローやオレンジの花束など、好みに合わせて贈れます。

病院では周囲の環境や本人の病状によって、生花の受け取りができないケースもありますが、そんな場合でもプリザーブドフラワーは便利です。

療養している本人や介護者が、花の世話を気にせず飾れるのも利点でしょう。

プリザーブドフラワーに使われる花材

プリザーブドフラワーの代表的な花材は『バラ』です。そのほかにも『ガーベラ』『キク』『ヒマワリ』など、大ぶりな花がよく使われます。

また、主役の花材に添える形で使える『アジサイ』や、『実・葉』などを加工したものも一般的です。

バラやキク

バラやキクは花が大きく、見栄えのするイメージです。特にバラはバリエーションが多く、一般的な『カップ咲き』や『平咲き』のほか、高級感のある『剣弁咲き』などさまざまな種類の形があります。

キクはお供えや、お盆の時期などに使いやすい花材です。和風のプリザーブドフラワーが欲しい場合は、キクのアレンジメントが向いています。

他の花とは雰囲気の違うデザインを楽しむことができるでしょう。

カーネーションやアジサイ

母の日のプレゼントにも活躍するカーネーションは、花びらが多いため、プリザーブドフラワーにしやすい形状です。ブーケやカップフラワーなど、さまざまなアレンジがあります。

アジサイは単品よりも、ほかの花との組み合わせで使われることが多い花です。ブーケに入れると主役の花が引き立ち、豪華な印象になります。

小花が連なったものや、房状になったものなど、種類によってイメージが変わるのも特徴です。

実や葉

ブーケのアクセントにぴったりなのが、実や葉をプリザーブド加工したものです。花の印象を引き立ててくれるペッパーベリーやユーカリの実、メタセコイアなどが主に使われます。

葉をプリザーブド加工したものは、鮮やかな緑に着色する以外にもさまざまなパターンがあり、枯れ葉風のアレンジや珍しい色に着色したものまで、全体の雰囲気によって使い分けることが可能です。

シダの葉、ストロベリーリーフなどの大きめの葉から、ブーケのボリュームをアップしてくれるふんわりしたサンウィーバインなど、素材によってイメージが大きく変わります。

色の種類について

プリザーブドフラワーの魅力は、カラーバリエーションが豊富なことです。バイカラーと呼ばれる2種のカラーを使用したデザインも選べます。

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