胡蝶蘭の花言葉はどんな意味 ?色別の意味や適したシーンもご紹介
例えば、お贈りする先が小規模店舗の場合は、頻繁に贈られる3本立て大輪の胡蝶蘭だと場所を取ってしまい、贈られた後の管理が大変ですよね。
その他にも細かいマナーがありますが、以下の記事では胡蝶蘭を贈る際のマナーをまとめていますんどえぜひ参考してください。
個人のお祝いごと
胡蝶蘭が贈られるのはビジネスシーンばかりではありません。
「幸福が飛んでくる」という花言葉から、個人の贈り物に胡蝶蘭を贈ることも増えてきています。
個人の贈り物にはどのような胡蝶蘭が適しているでしょうか。
誕生日、長寿祝い、引越し祝いなどに広く贈られる
胡蝶蘭はお祝いごと全般に適したお花ですので、誕生日祝い、長寿祝い、母の日や父の日、引越し祝いなどあらゆるお祝いごとのシーンに向いています。お花の色は、お相手の好みや人柄に選んで色を選んでみましょう。
ここでもやはり定番の白が贈られることが多いですが、恋人や女性喜ばれやすいピンク、ご年配の方のお誕生日や長寿祝いとしておめでたい紅白の赤リップなどを選ばれてもよいでしょう。
また、黄色、紫、青などは珍しい色ですのでより特別感を演出することもできますね。
ご家庭に適したミディ胡蝶蘭やマイクロ胡蝶蘭
胡蝶蘭は花持ちが非常に良いことでも有名です。一般的には1カ月程度お花が持ちますし、お手入れや管理をきちんとすると2〜3カ月もお花が持つこともあります。
つまり数カ月はお花をご家庭のどこかに置いておく必要があります。
そのため、ご家庭に置きやすい小さなサイズの胡蝶蘭を贈るという一工夫をされると、管理の手間を減らし贈られた後も気持ちよくお花を楽しんでもらえます。
小さなサイズの胡蝶蘭には、お花のサイズが約3cm〜6cm程度のミディ胡蝶蘭や、テーブルの上におけるほどのマイクロ胡蝶蘭などがあります。
以下の記事ではお花のサイズについて紹介していますので参考になさってください。
葬儀・お悔やみ
葬儀やお悔やみのシーンにも胡蝶蘭は適しています。白は弔いの色であり、葬儀というと「白い菊」をイメージする方も多いでしょう。
胡蝶蘭もその透き通るような白さが印象的で、葬儀の際に枕花・供花として贈られます。
ただし、お花を贈るタイミングによって選んではいけない色があるので注意しましょう。
葬儀・告別式には白を
四十九日前の、葬儀や告別式では弔いの色としての「白」を選ぶのが鉄則です。基本的には白であれば宗教の違いなどがあっても広く適した色ですので、問題なくお贈りいただけます。
四十九日以降は白以外も
四十九日以降は、白以外の色を贈っても問題ありません。淡い色合いのものや故人のイメージにあった色、好きだった色など、故人にあわせた色を選ぶとよいでしょう。
胡蝶蘭を贈る際のマナーとタブー
胡蝶蘭を贈る際には、ここまでにご紹介した以外にも細かいマナーがあります。
また、お見舞いのシーンには「病気が根付く」という意味で好まれなかったり、赤一色の胡蝶蘭は赤字や火事を連想させるのでお祝いに向かない、など知識が無いとなかなか想像のつかないようなタブーも存在します。
以下の記事では胡蝶蘭を贈る際のマナーとタブーについて詳しくご紹介していますので、胡蝶蘭を贈られる前にご一読いただくことをおすすめします。
悪い意味、怖い意味は無いの?
花言葉というと、悪い意味・怖い意味を見てびっくりしたことがある方も多いのではないでしょうか。誤った情報で「胡蝶蘭には怖い意味が在るらしい」と考えられている方もいるようです。
でもご安心ください。胡蝶蘭には悪い意味や怖い意味はありません。
実は胡蝶蘭ではなく、その他の蘭の一部に少し怖いと感じられるような意味を持っているものがあるのです。
その他の蘭の花言葉
一部にちょっとだけ怖い印象の花言葉がある、その他の蘭についていくつかご紹介しましょう。
カトレア
カトレアには「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」「魅惑的」といった花言葉があります。「魔力」というと少し怖い印象を持ちますよね。
ですが他の意味を見て分かるように「魔力に思えるような魅力」というポジティブな意味合いが強いことがわかります。
紫蘭
紫蘭には「あなたを忘れない」「美しい姿」「変わらぬ愛」といった花言葉があります。
「あなたを忘れない」から分かるように、遠く離れた人への愛情と不安が入り混じった気持ちが含まれていて、少しネガティブに取られることもありますが、本来は相手への一途で変わらない気持ちを示した素敵な意味です。