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イチゴ(苺)の苗をランナーから増やす方法|苗作りの時期・手順・注意点

日当たりが悪いと生育がよくないので、プランターを移動させたり高さを工夫したりして『よく日にあてること』がポイントです。

12月以降の寒い時期は株が休眠期に入りますが、水やりは続けます。イチゴは水はけのよい環境が適しますが、乾燥しすぎもよくないため、乾燥する前に水を与えましょう。冬は暖かい時期に比べて土が乾燥しにくいため、水やりの回数は少なくなります。

野菜用の培養土などすでに肥料が含まれているものを使う場合は、元肥はいりません。追肥を行う場合は2月下旬頃から3月の時期がよいとされています。

夏の日差しに注意

イチゴは日当たりを好みますが、乾燥には弱い植物です。西日が強くあたる場所に置いて水切れを起こしてしまうと、夏を乗り切れません。

盛夏は朝に水やりをしても、夕方に土が乾いてしまっていることも多いので、水やりの頻度を増やしましょう。

暑い時期だけでも半日陰に置くと、乾燥しすぎを防げます。日当たりがよすぎる場合、日陰をつくってあげましょう。日よけカバーを使用すれば、人工的に半日陰の環境をつくれます。

冬の寒さも実は大切

イチゴは耐寒性が高い植物です。冬の寒さにあてることで丈夫に育つので、防寒対策はしません。寒さに触れ、日照時間が短くなると花芽が育って、実がつきます。

冬場は休眠期に入るので目立った成長は見られませんが、よく日があたる場所に置いて、土の表面が乾いたらしっかりと水をやりましょう。

枯れた葉や変色した葉があれば取り除きます。また、雑草を引き抜くことも忘れないようにしましょう。

まとめ

イチゴの苗から出てくるランナーは、子株を増やすために必要です。翌年もおいしい実を収穫したい場合、子株を育てましょう。

たくさんの実を付けた丈夫な親株を選び、親株から2~3番目の子株で苗づくりをすると、丈夫な苗に育ちます。実の収穫を終えたら、ランナーを切らずに伸ばして子苗をつくりましょう。

プランターで育てている場合、培養土を入れたビニールポットを利用すると簡単に子苗を増やせます。

夏に水切れしないように注意しながら、10~11月頃まで子苗を育ててから植え付け、春になったら再びおいしいイチゴを収穫しましょう。

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