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アジサイ(紫陽花)の剪定方法と時期|手入れの仕方とコツを紹介

強剪定の方法

全体の約1/3程度から少なくても半分程度の大きさに切り落とします。背丈がかなり高くなってしまっているものは、地面から約30cm前後を目安にするとよいでしょう。

アジサイは生長が早いので、「もったいない」と控えめに切ると、すぐにまたメンテナンスをする必要が出てきます。そうなると、また花が咲くまで長期間待たなければなりません。

多くの枝葉を切り落とす際に、気を付けたいのが毒です。ペットや小さい子どもが口にしてしまうと、めまいや嘔吐、呼吸困難などの症状が起こることもあります。全てに毒があるわけではないですが、具体的にどの品種やどのような株にあるのかはっきりしていないため、注意が必要です。

アジサイ(紫陽花)の剪定のコツや注意点

剪定にもコツはあるの?

正しい剪定の方法やコツを知ることで、失敗することなくきれいなアジサイを育てられます。大切な二つのポイントを紹介するので、メンテナンスの参考にしましょう。

時期を逃さず行う

三つの方法を紹介しましたが、それぞれに適した時期があります。アジサイの生長サイクルに合わせた最適な時期に行うことで、長年にわたりきれいなアジサイを鑑賞できるのです。

特に花後の剪定は7月中に行うようにしましょう。それを過ぎると、翌年に咲く花芽が作られ始めるためです。特に慣れていな場合は、せっかくの花芽を誤って切ってしまうリスクがあります。

より見栄えのあるきれいなアジサイを楽しむためのメンテナンスを失敗し、花が咲かなくなってしまっては元も子もありません。

育てるスペースに合わせて行う

鑑賞用にアジサイを育てるには、育てるスペースに合わせて行うことも大切です。背丈が高くなり過ぎたり、横に広がり過ぎたりすると、見栄えが悪くなってしまいます。育てるスペースに合うサイズに保つことで、全体のバランスがよくなり、見栄えもよくなるでしょう。

大胆に強剪定をすればコンパクトに育てることができますし、少し控えめにすれば株が大きめに育つので花は小さめながらも、花の数が多くなります。スペースを意識して、大きさや見た目のイメージで決めるとよいでしょう。

まとめ

アジサイは特に手入れをしなくても、ぐんぐん生長してくれる生命力の強い植物です。しかし、適切な剪定を行うことで、より立派できれいな外観を楽しむことができます。

鑑賞用に見栄えのよいアジサイを育てて楽しみたい場合は、剪定を行うのがおすすめです。方法は三つあり、それぞれ目的が異なります。目的に合う方法を適した時期に正しく行うことが大切です。

梅雨時の陰気を吹き飛ばしてくれるような、鮮やかできれいなアジサイに育て、鑑賞を楽しみましょう。

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