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アボカドの種から水耕栽培する方法|手順とコツ、発芽後の育て方も

4~6月ごろには、剪定(せんてい)も行いましょう。枝葉が込み合うと風通しや日当たりが悪くなり、病害虫の原因になります。長すぎる枝や傷んでいる枝を根元からカットして、株全体の風通しを改善しましょう。

このとき、水平方向と斜め上へ伸びている枝をカットしてしまうと、花付きが悪くなるため注意が必要です。

寒さや病害虫対策も

熱帯や亜熱帯で育ちやすいアボカドは、20~25℃くらいが適温です。霜が降りるほどの寒さは苦手なため、冬場は室内に入れて管理したり、ビニールで覆って日当たりのよい場所へ移動したりしましょう。

また、枝や葉が増え風通しが悪くなると、病害虫が発生することもあります。斑点が広がる炭そ病や、栄養を吸い取るカイガラムシ・ハダニなどが代表的です。

病害虫が発生すると、アボカドが弱ってしまいます。健康に育て、インテリアとして楽しむためにも、適度な剪定で予防しましょう。

まとめ

アボカドの種を取っておくと、水耕栽培が可能です。根や芽が出てくると、観葉植物として楽しめるでしょう。発芽して15~30cmくらいの高さになったら、鉢に植え替えると大きく育てられます。

熱帯や亜熱帯で育つアボカドは、日当たりのよい温かい場所で育てましょう。水をたっぷりあげるのもポイントです。環境を整えるとどんどん大きく育ちますが、摘芯や剪定でコンパクトに仕立てられます。

剪定は病害虫の予防にも役立つため、アボカドを健康に育てるためにも毎年4~6月ごろを目安に実施しましょう。インテリアのアクセントにもぴったりの観葉植物に成長します。

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