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人気の観葉植物5つの育て方を解説。基本をおさえて長く楽しもう

耐陰性は強いですが、室内の日光があまり当たらない場所に置く場合は、できるだけ明るい日陰に置く機会を作りましょう。光合成を促せば、より健康に育ちます。

また、室内で育てていると、葉がグングンと伸びてきます。形を整えるために、切って葉の形を整える作業である『剪定』をするのがおすすめです。すぐに新しい芽が出てくれるので、あまり細かいことは気にせずに、剪定してしまって良いでしょう。

水やりの仕方は気温により調節を

パキラの水やりは、季節によって調整をするとより元気に成長します。春から秋の間は、鉢土が乾いてきたら鉢底からあふれるくらいの量を与える、というやり方で大丈夫です。

冬、10℃前後になると、パキラは水をあまり必要としなくなります。意識して水やりの頻度を減らしましょう。鉢土が乾燥してもすぐに水をあげずに、3日ほどたってからあげるくらいで管理します。

水やりの頻度が減ると、そのまま水やりを忘れてしまうケースが出てくるので、注意が必要です。冬場でも、必ず水やりをしてください。

ハイドロカルチャーで育てられる

丈夫で育てやすいパキラは、土植えの代わりに『ハイドロボール』で育てる『ハイドロカルチャー』という水栽培で育てられま

ハイドロカルチャーには、利点がたくさんあります。まず、無菌・無臭で清潔であることが挙げられます。つまり、虫がつきにくいのです。

また、ハイドロボールは水洗いで何度でも繰り返し使えて経済的です。見た目もすっきりとして、インテリア性が高いのも魅力の1つと言えます。

ポトスの育て方

『ポトス』も、誰もが1度は目にしたことがある定番の観葉植物です。初心者でも育てやすいのはもちろん、品種も豊富にあります。

美しい斑入りのもの、明るいライムグリーンの葉をもつものなど、自分好みの1鉢を探し出すのも楽しいでしょう。仕立て方も、ハンギングや支柱を立てて上に伸ばしていくなど、インテリアに合わせて飾れます。

そんなポトスの育て方を見ていきましょう。

直射日光を避ける

ポトスは、直射日光などの強い日差しには弱い特徴をもちます。耐陰性がある品種のため、窓際など日が当たりやすい場所よりは、室内でもあまり日の当たらない半日陰で育てると良いでしょう。

しかし、多くの観葉植物と同様、適度に日光が当たった方が元気に育ちます。小さい鉢であることが多いので、晴れた日の日中などは、積極的に窓際に置いてください。より元気にいきいきと成長します。

成長時期の水やり、肥料のあげ方

春から秋の成長時期と呼ばれる季節は、鉢底が乾燥したら、たっぷり水をあげるようにしましょう。一方で冬は、水やりの頻度を減らします。少し乾燥させ気味にすると、ポトスの樹液の濃度が高まり、さらに耐寒性を上げられるのです。

肥料は、基本的になくてもOKです。肥料を与えなくても、旺盛に育ちます。しかし、より大きく育てたいという場合は、春から秋の成長時期に与えるようにしましょう。

その際は、錠剤タイプを置く、または決められた濃度に希釈した液体肥料を、10日に1回の目安で与えます。

剪定で見た目のバランスを整えよう

すぐに葉が成長するポトスは、葉の形を整える『剪定』で、見た目のバランスを美しくするといいでしょう。剪定をする時期は、成長時期である春から秋がおすすめです。剪定をすると風通しも良くなります。

また、サトイモ科のポトスは、切ると樹液を出します。樹液にはあまり良くない成分が含まれているのです。直接手で触れてしまうと肌トラブルを起こしてしまうこともありますので、剪定の際は、ゴム手袋を欠かさないようにしてください。

コーヒーの木の育て方

深いグリーンのみずみずしい葉が特徴の『コーヒーの木』は、コーヒーの原材料となる『コーヒーの実』をつける観葉植物です。実がつくということは、花も咲かせます。コーヒーの木の花は、可憐な白い花で、甘く良い香りを漂わせます。

花も実も楽しめる、育て甲斐のある観葉植物と言っても良いでしょう。ここでは、コーヒーの木の育て方について詳しく見ていきます。

明るい場所に置こう

コーヒーの木は日光を好みますが、直射日光は苦手です。強い日差しの刺激を受けると葉焼けを起こしてしまいますので、適度に遮光するようにします。レースのカーテン越しの明るい日陰なら、問題なく育つでしょう。

室内ではなく、ベランダなどの屋外で育てるときは、遮光ネットを用意します。春や秋の柔らかな日差しなら、屋外の方が元気に育つかもしれません。ベランダを爽やかに彩ってくれるでしょう。

暖かい時期は水をたっぷりあげる

アフリカからマダガスカル周辺が原産のコーヒーの木は、春から秋の成長期では、土の表面が乾燥したタイミングでたっぷりと水を与えましょう。

寒さに弱いので、気温が15℃前後を切ってくると成長がゆるやかになります。そうなったら、水やりの回数を減らします。

葉にホコリが積もりやすいので、葉水をしたらティッシュペーパーでふき取りましょう。屋外に置く場合は虫がつきやすいので、予防のためにも葉水は欠かさないようにします。

植え替えの時期は?

コーヒーの木は成長スピードが比較的速いので、その分、根も育ちます。すると、『根詰まり』を起こしやすくなるのです。葉が茶色になったら、根詰まりのサインです。暖かい季節に、植え替えをしましょう。

冬場の植え替えは、株にダメージを与えかねないので、次の春を待ちます。植え替えるときは、一回り大きめの植木鉢に移してください。一回り大きくなると、余裕をもって、根が成長できるのです。

カポックの育て方

『カポック』は、別名『シェフレラ』でも流通しています。放射状に広がる、丸みを帯びたみずみずしい葉が魅力です。日本では古くから育てやすい観葉植物として知られています。

緑一色のカポックだけでなく、鮮やかな黄色い斑入りの『ホンコン・ハッピーイエロー』という品種も流通しているようです。白い壁に映えそうな、インパクトのある姿をしています。

ここでは、魅力あふれるカポックの育て方を見ていきましょう。

日当たりの良い場所でグングン育つ

カポックも、日当たりの良い環境を好む観葉植物です。耐陰性はありますが、柔らかな日光を浴びると元気に育ちます。可能であれば、時折、遮光しながら外に出すのも良いでしょう。

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