観葉植物の肥料の種類と与え方。季節ごとの頻度や注意点は?
生育中に与える追肥
『追肥(ついひ・おいごえ)』とは、元肥を行った後の植物に対して、追加する肥料のことを言います。追肥の目的は、成長する植物に必要な養分を適切に補うことです。
追肥には、速効性のある液体タイプの肥料や、錠剤タイプの肥料を使用するのがおすすめです。混ぜ込む手間も必要ないので楽に作業ができるでしょう。
植物の成長次第で必要な肥料の量が変わってきますので、花の色や葉の色をしっかりとチェックしてからあげる必要があります。
観葉植物ごとの肥料の選び方
ここまで肥料の与え方について紹介してきました。しかし観葉植物には、どんな肥料を与えても良いというわけではありません。観葉植物の種類やサイズによって、与える肥料は異なるのです。
肥料に含まれる3大要素(窒素・リン・硫黄)の量は、肥料によってさまざまで、この3大要素の配合量によって、肥料の選び方が変わってきます。
もともとの植物のサイズや成長具合など、植物の状態に合わせた肥料の選び方を紹介していきます。
小型の観葉植物
小型の観葉植物は、そもそもの栄養の吸収量が低いです。そのため、小型の観葉植物には、3大要素の含有量が少なく、濃度が低い肥料を選んであげるといいでしょう。
目安として、3大要素『窒素:リン:硫黄』の割合の数値が10以下になるものは、濃度が低い肥料だとされています。濃度の濃い肥料は観葉植物から元気を奪う可能性があるので、小型の観葉植物には濃度が薄めのタイプを選んでください。
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大型の観葉植物
大型の観葉植物は、小型の観賞植物に比べ栄養の吸収量が高いです。そのため、大型の観葉植物には3大要素の含有量が多く、濃度が高い肥料を選んであげるといいでしょう。
3大要素『窒素:リン:硫黄』の割合の数値が10以上になるものが、濃度が高い肥料の目安です。
小型から育てた大型の場合、いつまでも同じの濃度の肥料を与え続けてしまいがちです。栄養不足になってしまいますので、サイズに見合った濃度の肥料を与えましょう。
人気の観葉植物に使用できる肥料
観葉植物に使用できる肥料のなかでも、特に人気を集めている肥料があります。『HYPONeX(ハイポネックス)』の肥料です。
HYPONeXの肥料には、3大要素を含有している基本的なものはもちろん、植物の成長に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合しているものもあります。
また、においが少なく清潔なのもうれしいポイントです。玄関やベランダ、部屋の中でも安心して使用できます。
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季節ごとの肥料を与える頻度
肥料は季節ごとに与え方が違うことをご存知でしたか? さまざまな種類や与え方がある肥料ですが、いつでも同じように与えれば良いわけではありません。
ここからは、季節ごとに違う肥料の与え方について紹介していきます。
春はやや間隔をあけながら
観葉植物が成長を始めるのは、春の新芽が出る頃です。この時期は成長期手前のため、観葉植物自体の養分の吸収量もまだ多くありません。
したがって、春にあげる肥料の頻度は2カ月に1回程度が目安です。土の上の置く錠剤タイプの肥料(緩効性の肥料)を追肥します。
観葉植物が成長期に入ってきたら、速効性のある肥料も与えていきましょう。水やりをするときに、2週間に1回程度のペースで、活力剤や液体タイプの肥料をあげてください。
夏や秋は回数が多め
夏は、ほとんどの観葉植物が1番成長する季節です。成長を促すよう、春に続いて追肥をしていきます。暑くなるにつれて肥料の分解も早くなりますので、引き続き水やりと一緒に2週間に1~2度程度、活力剤や液体タイプの肥料を与えると効果的です。
秋も、ゆっくり効果を発揮する肥料を追肥していきます。徐々に気温が下がり始め、観葉植物の新芽の成長が止まってきたら、土の上に置いておくタイプの肥料を取り除きましょう。
その後は、規定濃度よりもさらに半分の濃度にした液体タイプの肥料を、約2週間に1回程与え、量を減らしていきます。
冬は基本的に肥料なし
冬は休眠期と呼ばれ、観葉植物の活動が活発ではなくなるので、肥料を与えなくても大丈夫です。
しかし、暖房などで室内の温度が高い状態で、観葉植物の新芽に成長が見られた場合については注意してください。規定濃度の1/4の濃度にした液体タイプの肥料を、引き続き約2週間に1回程度与えましょう。
注意点は?
肥料には、メリットもあるのと同時に注意しなければいけないポイントがいくつかあります。
観葉植物に肥料を与える際の注意点をしっかりと確認したうえで、上手に肥料を与えながら観葉植物を育てましょう。
与えすぎない
観葉植物は、少ない栄養でも元気に成長すると言われています。したがって、『適度な量を与える』のが重要です。肥料の与えすぎは、観葉植物の命を奪うことにつながりかねません。
緩効性の肥料は2カ月に1度程度、1週間ほどで水に流されてしまう速効性の肥料は、適度に繰り返し与えることが大切です。