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フラワーアレンジメントの種類を解説。花の種類や葉・枝の使い方まで

カールの具合は、巻きつける芯の太さで調節できます。きついカールのグリーンを作るなら芯を細めに、ゆるいカールのグリーンを作るなら芯を太めにしましょう。

形を活かして綺麗に編む

グリーンは、編んで使うこともできます。例えばスチールグラスは、数本まとめて三つ編みにすると、ナチュラル感や柔らかさも表現できます。

スチールグラスをそのまま使うだけだとツンツンした印象になりますが、編むことで表現の幅が広がります。

葉っぱの種類と使い方

面が広い葉っぱは、フラワーアレンジメントに加えるとアクセントをつけられます。葉っぱの種類とアレンジの仕方を見ていきましょう。

モンステラ、ハランなど

葉っぱは、存在感の大きさが特徴です。中でも人気の『モンステラ』と『ハラン』について紹介します。

『モンステラ』は、大きさも形もインパクトの大きな葉っぱです。切れ込みのある独特の葉っぱは、1枚あるだけで南国風の雰囲気を作れます。

『ハラン』も、広い面のある葉っぱです。そのため、真正面を向けてアレンジするだけでは野暮ったい印象になってしまいます。そこで取り入れたいのが、先端を割く・丸めるという動きを出す工夫です。ちょっとした工夫で、葉先に軽やかさが出ます。

角度、大きさを整える

『モンステラ』や『ハラン』は、右葉と左葉といって、左右どちらかに角度がついています。そのため、フラワーアレンジメントに統一感を持たせたいなら、角度をよく見て、右葉・左葉のバランスを見極めて挿していく必要があります。

また、大きさを整えることもポイントです。フラワーアレンジメントに合う大きさにしてから使いましょう。あえて小さな葉と大きな葉を混在させて使うのも、独特の雰囲気を出すのに有効です。

枝物の種類と使い方

枝物を使ったフラワーアレンジメントもあります。花やグリーンだけのアレンジよりも、ダイナミックな印象に仕上がるのが特徴です。枝物の種類と使い方を紹介します。

ドラゴンヤナギ、レッドウィロー

たくさんある枝物の中から、代表的な『ドラゴンヤナギ』『レッドウィロー』を紹介します。

『ドラゴンヤナギ』の特徴は、赤味がかった色と、ツルのように自在に扱える点です。ドラゴンヤナギは、秋から冬にかけて色づいて赤味がかった枝になります。独特のうねる形とともに、この色が人気を集めているのです。

『レッドウィロー』は、細くよくしなる枝という特徴があります。矯めによって形を整えやすいので、アレンジを作るときに、より理想の形にしやすいのです。ビニールなどで包んで水で濡らしながら作業すると扱いやすくなります。

枝を矯めてしなやかに

枝物を扱うときの技術に『矯め』があります。まっすぐな枝や茎を曲げる・曲がった枝や茎をまっすぐにするというときに使う技術です。

枝物を矯めるときには、まず枝を両手で握って人差し指どうしをつけます。そして、人差し指を支点にしながら少しずつ力を入れて曲げていきます。

枝物はかたいので、力が強過ぎるとすぐに折れてしまいます。力加減には注意しましょう。

まとめ

フラワーアレンジメントには、いろいろな種類があります。例えば花材の違いです。生花・プリザーブドフラワー・造花には、それぞれ特徴があります。そのため、仕上がるフラワーアレンジメントも、違った特徴を持つのです。

ほかにも、スタイルの違い・グリーンや枝物の使い方の違いなどがあります。

フラワーアレンジメントは、どれを見ても美しいものです。しかし、用途にぴったりのものを選びたいなら、種類ごとの違いを参考にしてオーダーしましょう。

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