プリザーブドフラワーで水色の花束を。おすすめの種類とアレンジは
寒色系の生花は、暖色系に比べて手に入りにくく、品種がない場合もありますが、プリザーブドフラワーなら寒色系のアレンジも豊富です。なかでも水色のプリザーブドフラワーアレンジメントは男性にも人気で、淡い水色を使えば女性らしいアレンジもできます。
プリザーブドフラワーとはどんなモノ?
贈り物で人気のあるプリザーブドフラワーは、生花の美しさを長く保つために加工されています。ドライフラワーとは違ったナチュラルな風合いと、生花にはない色を表現できることから、人気の花です。
特殊加工された保存できる花
『枯れないお花』として人気のブリザーブドフラワーですが、『プリザーブ』とは、英語で保存するという意味です。
花の美しさを長く保つため、生花の水分を抜いて保存液とオーガニック系の染料を吸わせて乾燥させます。こうした加工処理をするため、生花のような質感で長期保存が可能になるのです。
生花に代わるギフトとして、結婚祝い、出産祝い、開店・開業祝い、還暦や喜寿などのお祝いのほか、お見舞いやお悔やみ、誕生日や母の日、父の日のプレゼントなど幅広いシーンで贈られています。
自然にない鮮やかな色
プリザーブドフラワーは花本来の色素を抜いた後、新たに染料を吸わせるため、生花にはない花の色を出せるのが特徴です。
例えば、生花でも人気のあるバラといえば、まず赤やピンクなどの暖色系をイメージする人も多いのではないでしょうか。
プリザーブドフラワーでは水色やブルー、グリーンやパープルなど、生花ではありえないような寒色系のバラを作ることもできます。
プリザーブドフラワーは、このようなカラーバリエーション豊富さによって、フラワーアレンジメントの幅を一気に広げました。
水色のプリザーブドフラワーの代表は?
プリザーブドフラワーアレンジで代表的な水色の花材は、あじさいやブルースターです。どのように使われているのか、詳しく見ていきましょう。
優しい姿はリースにも人気 あじさい
梅雨の時期に水色やパープルなどのさわやかな色で目を楽しませてくれるあじさいは、淡いブルーの花の代表ともいえるでしょう。
優しく可愛らしい花びらは、フラワーバスケットのアレンジによく使われます。水色とホワイトのあじさいを組み合わせれば、憂うつな雨の日の気分を晴らしてくれるアレンジになりますね。
また、パステルカラーのグラデーションや、濃淡のあるあじさいを使ったリースも人気のアレンジの1つです。
濃淡のあるブルー系のリースなら、『サムシングブルー』としてウェディングにもぴったりです。
清楚な水色のお星さま ブルースター
お星さまのような5つの花びらが可愛らしいブルースターは『信じ合う心』『幸福な愛』などの花言葉を持っています。ウェディングのアレンジとして、ブーケや会場の飾りつけによく使われる花です。
陶器のポットなどに、バラなどのメインの花とともにアレンジしてもよいですし、ブルースターだけでも素敵なアレンジが作れます。
生花ではありえない色鮮やかな水色
プリザーブドフラワーでは、生花ではありえないような鮮やかな水色のバラやカーネーションも作ることができます。女性へのプレゼントに、水色のバラやカーネーションが入ったプリザーブドフラワーを選んでみませんか。
夢が叶う幸せの象徴 バラ
プリザーブドフラワーの中でも人気の花がバラです。バラといえば、赤やピンクのものが多く、青いバラも存在はしますが、数は少ないのが現状です。
しかし、プリザーブドフラワーなら、濃淡さまざまなブルーのバラを表現できます。ブルーのバラを使ったアレンジメントは、男女問わず人気です。
青いバラは幸せの象徴で、花言葉は『夢が叶う』や『神の祝福』などです。男性から女性へのプレゼントとしても人気があります。
白い陶器のポットに入ったアレンジメントなら、お部屋の雰囲気が明るく爽やかな印象になりそうですね。
出産祝いには水色のバラを祝福に代えて
出産のお祝いにも、水色のバラを使ったプリザーブドフラワーのアレンジメントはおすすめです。
濃淡のある水色のバラをメインに、グリーンの花材を使った爽やかなアレンジメントや、イエローの花材をアクセントにした明るい印象のアレンジメントなら、出産や赤ちゃんのお世話で疲れたママの気分もリフレッシュさせてくれそうです。
永遠の幸福を願って カーネーション
母の日にカーネーションを贈る人は多いでしょう。カーネーションは色によって花言葉が違ってきます。母の日のプレゼントとして贈る人が多い赤のカーネーションの花言葉は『母の愛』『愛を信じる』『熱烈な愛』です。
一方で、青のカーネーションの花言葉は『永遠の幸福』です。
母の日には感謝と幸せを添えて
今度の母の日には、感謝と永遠の幸せの願いを添えて、水色のカーネーションのプリザーブドフラワーを贈ってみませんか。
例えば、人気の青いバラと水色のカーネーションをメインに、グリーンの葉っぱをプラスしたアレンジメントなら、緑がさわやかな5月の雰囲気にも合うでしょう。
また、水色のバラと水色のカーネーションに、白のあじさいをプラスしたアレンジメントなら、明るく涼しげ印象になります。
可愛らしいものが好きなお母さんには、水色のカーネーションに淡いピンクのバラを加えたアレンジメントがおすすめです。
水色がテーマのおすすめアレンジメント
寒色系の水色には涼しげなイメージがありますよね。水色は、空や海といった自然をイメージさせる色でもあるので、枠にとらわれない自由な発想や表現を連想させるアレンジを作れます。
淡い水色と清楚なピンクで可愛らしく
涼しげな水色は、ピンクと合わせると可愛らしいイメージになります。ピンクのバラと水色のバラを1輪ずつ組み合わせたアレンジメントなら、コンパクトなのでデスクサイドに置くのにぴったりです。
優しい色合いが可愛らしいアレンジなら、発表会や試験などに向けて頑張っている人の緊張感やプレッシャーを、そっと解きほぐしてくれるでしょう。