胡蝶蘭の日持ちはどれくらい?長く楽しむためのお手入れ方法まとめ
3.葉につやはありますか?
葉っぱも花びらと同じく、肉厚で、つやのあるものが、日持ちする胡蝶蘭です。シワや傷、変色がないかなど、確認しておきましょう。 つやがなくシワがあるものは、根腐れを起こしている可能性があります。 葉っぱの方向はやや上向きで、それぞれの葉っぱの大きさが整ったものを選びましょう。
4.根の色は茶色くないですか?
根も忘れずに観察してください。胡蝶蘭は根腐れを起こしていると、根が茶色くなってきます。 胡蝶蘭の根は全体的に白っぽいものが良いでしょう。 また、胡蝶蘭の根が鉢から見えているものを選んでください。鉢から根が見えていない場合、深く植えられすぎている可能性があり、根腐れを起こしやすくなってしまいます。
5.贈り物の場合は、つぼみのあるものを
胡蝶蘭をプレゼントとして贈る場合、つぼみが2〜3個あるものを選ぶことがおすすめです。相手の手元に届いたときに、ベストな状態で楽しんでもらうことができるでしょう。
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胡蝶蘭は一度散っても毎年楽しめる
胡蝶蘭は、お花が散ってしまったからと言って、楽しみは終わりではありません。胡蝶蘭は生命力が強く、何度でもお花を楽しむことができるのです。 お花が散ってしまった胡蝶蘭をもう一度楽しむ方法をご紹介します。
もう一度お花を咲かせる方法
お花が落ちてしまった胡蝶蘭の花茎を、根元からではなく先端から1/3くらいの場所で斜めにカットしましょう。カットした花茎の節から新しい芽が伸びてきます。環境やお手入れによりますが、早ければ数カ月でお花が咲きます。
ただし、この場合は、新しく咲いたお花ばかりに栄養が行き、葉っぱや根に栄養が行き渡らなくなってしまい、次の年にはお花を咲かせてくれない可能性があります。
長く、何年もお花を咲かせて楽しみたい場合には、根元から花茎をカットしてください。胡蝶蘭が育ちやすい環境を整え、丁寧にお手入れをしながら、お花が咲くまでじっくり待ちましょう。胡蝶蘭は株が生きていれば、お花を咲かせてくれます。
胡蝶蘭は切り花でも長く楽しめます
胡蝶蘭といえば鉢のイメージが強いですが、切り花としても楽しめるお花です。胡蝶蘭は切り花の状態でも日持ちが良く、2~3週間ほど綺麗な状態で楽しむことができるそうです。切り花の胡蝶蘭をより長く楽しむ方法をご紹介します。
- 水は毎日取り替えましょう。 ただし、気温が15度以下になるような冬は、数日に一度取り替える程度で大丈夫です。
- 切り口を5mm〜1cmほど、斜めにカットしましょう。 水替えのタイミングでこまめにカットしていれば、常に清潔を保つことができます。 また、斜めにカットすることで、吸水口を広くして日持ちが良くなります。
- 胡蝶蘭が心地よい温度を保ちましょう。 極端な温度変化があるところには置かないようにしてください。
- 茎は水につけすぎないようにしましょう。 1cmほどつかっていれば問題ありません。
- 切花保存剤や殺菌剤を使いましょう。 水替えの期間を延ばすことができます。
まとめ
胡蝶蘭を日持ちさせるためのお手入れ方法は、難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。少し気を遣ってあげるだけで、綺麗な状態の胡蝶蘭を長く楽しむことができるので、お手入れも楽しみながらできると良いですよね。胡蝶蘭をプレゼントする際には、出来るだけ新鮮で日持ちするものを選んであげてくださいね。また、鉢だけでなく、切り花としての胡蝶蘭も楽しんでみてください。