胡蝶蘭の廃棄について!不要になったら知ってほしいこと
胡蝶蘭の廃棄、実はルールがあるって知ってますか?普通に捨てるだけではなく、注意しなくてはいけないことがあるんです!捨てるべきかの見極めから、廃棄に関しての方法をすべてお伝えします。
胡蝶蘭を廃棄するときに気をつけるべきこととは?!
お祝いでもらった鉢植えの胡蝶蘭。とても華やかで長持ちするお花ですが、残念ながら枯れてしまった・管理が行き届かなくなったので困っている…など処分について悩むこともあるのではないでしょうか。
廃棄しかない?!胡蝶蘭のみきわめ方
枯れたかどうかの判断は「葉」と「根」でわかります。
- 葉:元気な葉が一枚もない
- 根:細くて干からびている、茶色や黒く変色している
この状況でなければ株としては生きていますので再生が可能です。再生についてはこの記事が参考になりますよ!
胡蝶蘭は廃棄物?!知ってほしい廃棄に関する注意事項
法人で廃棄する場合は産業廃棄物になります。お祝いなどで頂くと仕分けする量も多く大変ですよね。そのため胡蝶蘭専門の引取や回収業者を利用する方が多いです。
個人で捨てる場合もまるっと粗大ごみ!ではなく胡蝶蘭をパーツごとに解体して住まいの自治体ルールに合わせて廃棄する必要があるんですよ。
プロにお任せ!廃棄する3つの方法
花がまだ咲いてたら…「買い取り」
大きなサイズの胡蝶蘭でまだ鮮度のいい状態であれば買い取りという選択肢もあります。インターネットで「胡蝶蘭 買い取り」で検索すると専門業者さんが出てきます。お花をきれいなまま他の誰かが喜んでくれる機会につながる可能性があるので嬉しいですよね。平均的な相場は700〜2,000円といわれています。
大きさや花の状態にもよりますが調べてみてください!
枯れている、もう処分したい…業者の「回収・引き取り」
多くの人は回収・引き取りサービスの利用が一般的でしょう。インターネットで「胡蝶蘭 廃棄 業者」などのように検索をするとたくさんでてきます。依頼するときにチェックしたいことは
「引き取りの対象地域であるか」「費用はいくらか、その費用に含まれているのはなにか」「回収数の制限あるか」が大きなところです。
回収に来れる対象地域が限られていることあるので必ずサイトでチェックしておいたほうがいいでしょう。また掲載している費用にどこまで含まれているのかも確認し、不明点があれば問い合わせをしましょう。
「費用はいくらか、その費用に含まれているのはなにか」についてですが
回収の出張(配送)費用、植木鉢の引取費用、引き取りまでの事前仕分けの有無、仕分けがある場合の梱包材負担などがあげられます。しっかり確認してから良い業者さんへ依頼できるといいですね!
有償回収と相場価格
回収の相場費用は1,000〜2,000円といわれています。個人になると鉢数が少量になることから少し高額になるかも知れませんので目安にしてください
無償回収もあるの?
あります。この場合は自分で梱包して宅配業者を依頼し送付します。
- 業者を選定する
- 梱包材(ダンボールなど)を準備し、胡蝶蘭を仕分けしていれる
- 宅配業者に依頼し、持ち込みまたは集荷にきてもらい発送する
とってもかんたんです。梱包材の用意と仕分け、宅配業者の依頼が発生することと配送料だけはかかりますのでご注意ください。
自分で廃棄する!手順を徹底解説!
少し手間をかけても自分でやる!というかたへ仕分けの方法を順番にお伝えしましょう。
1.植木鉢、胡蝶蘭本体、植え込み材の廃棄について
- 植木鉢
- 素焼き鉢は燃えないゴミ、ポリポットは燃えるゴミとして処分できることが多い
- 胡蝶蘭本体
- 葉、花茎、根などは燃えるゴミ(小さくカットするほうが丁寧で望ましい)
- 植え込み材
- バーク・水苔は燃えるゴミ(水苔は水をしっかり絞ってあげてください)
- 付属品
- 支柱(ワイヤー)は資源・燃えないゴミ(小さくカットするほうが丁寧で望ましい)、支柱(プラスチック)はプラスチック。底石がある場合は自治体確認、ラッピングやテープは燃えるゴミ
あくまで一般的な内容ですので必ずお住まいの自治体ルールを確認してから出してくださいね。
ちなみに、最も大変なのは「支柱の処理」です!
2.解体の具体的な手順を徹底解説!
- ラッピングや花茎と支柱についているテープを切る
- 支柱を抜く:ペンチなどで細かくカットしましょう。これが一番重労働で大変な作業ですががんばってくださいね。ペンチでも切れない場合は小さく曲げておくとよいでしょう。
- 茎、葉、根を仕分ける:花が残ってる場合は切り花として楽しんでください。茎などは小さく切りましょう。
- それぞれをゴミとして仕分ける
これで終了です!支柱のカットと分解作業、ゴミの分別だけで自分でもかんたんにできますよ!
まだ捨てないで!植え替えで長く楽しめる
枯れてしまったのは残念ですが、実は少し手間をかけて「植え替え」をするだけで何年も楽しめるお花なんです。
意外にかんたんな植え替えとは
植え替えに必要なものは「新しい鉢」「植え込み材(バーク、水苔)」「ハサミ」「肥料」これだけです!詳しくは記事を読んでみてくださいね。
基本的なお世話で胡蝶蘭は長持ち
胡蝶蘭は直射日光と水やりだけ気をつければ本当に長くきれいな姿を楽しめます。
お世話についても詳しくまとめてますので見てください。
まとめ
胡蝶蘭の処分、廃棄についてわかりましたでしょうか。胡蝶蘭の数や費用負担、ご自身のスケジュール・お気持ちなどもあるとおもいます。みなさまのご状況にあった方法が参考になれば嬉しいです!