胡蝶蘭のラッピングはどうすればいい?シーン別おすすめラッピング
それでも、贈る相手が赤色が好きだったり、会社のイメージカラーが赤色だったりする場合は、レッド系のラッピングで贈りたいですよね。 その場合は、ラッピングに赤以外の色を組み合わせて使ったり、白い花を合わせたりして、赤一色にならないよう工夫すれば良いかもしれません。
政財界のお祝いに控えるのはゴールド系やイエロー系
ゴールド系やイエロー系は明るい印象を与える色ですが、政財界のお祝いにおいては賄賂や横領などの汚職を連想させる「お金」のイメージにつながってしまうため、陣中見舞いや当選祝いに胡蝶蘭を贈るときにはゴールド系やイエロー系のラッピングは避けたほうが良いでしょう。
お悔やみには落ち着いた色を選びましょう
お悔やみ用の胡蝶蘭には、落ち着いた色や淡い色のラッピングを選ぶようにしましょう。 故人が好きだった色のラッピングを選びたくなるかもしれませんが、ご遺族に対して失礼な行為に当たる可能性があるので注意しましょう。
胡蝶蘭の花自体の色については以下の記事も参考にしてください。
胡蝶蘭のラッピングは外すべき
ここまで胡蝶蘭を贈る側としてのラッピングについてご紹介してきました。次は、胡蝶蘭をいただいた場合のラッピングの取り扱いについてご説明します。
プレゼントされた胡蝶蘭は、綺麗にラッピングされた状態で飾られている光景をよく見かけますが、そのままで良いのでしょうか?答えはNOです。
胡蝶蘭のラッピングをそのままにしておくと、鉢の中が蒸れてしまうからです。胡蝶蘭の根は湿気に弱いため、カビや根腐れの原因になってしまいます。胡蝶蘭を長く楽しむためには、ラッピングは外したほうが良いということになります。
ラッピングを外すタイミング
胡蝶蘭のラッピングは早いタイミングで外すことをおすすめします。とくに暑い季節は蒸れやすいので注意です。 胡蝶蘭をいただいてから、すぐにラッピングを外すのはもったいないですし、ラッピングをした状態で飾るほうが見栄えもしますよね。
ですが、数日後にはラッピングを外すようにしましょう。最初に水やりをするときに外すのが、ひとつのタイミングとして良いかもしれません。
ラッピングの外し方
ラッピングを外す際は、リボンからペーパー類まで、全てのラッピングを外してください。特にラッピングの一番内側に使用されているセロハンやコーティングペーパーは水濡れ防止の目的があるため、水やりをした際に水分が出て行かず、胡蝶蘭の鉢の中が蒸れる原因となります。
どうしてもラッピングを外せない場合、外したくない場合は、胡蝶蘭の鉢底のラッピングの部分を切って、鉢底から水分が出て行くようにすればOKです。
ラッピングをどうしても外したくない場合
ラッピングをどうしても外したくない場合、外すのが惜しいときは、写真に残しておきましょう。 胡蝶蘭をいただいたそのままの綺麗な状態で記念撮影しておけば、ラッピングを外す名残惜しさは軽減されるのではないでしょうか。 また、ラッピングを外した後、リボンだけを鉢に掛け直すのも良いでしょう。
気持ちの込もった胡蝶蘭を、少しでも長く綺麗な状態で楽しんでくださいね。贈った側も喜んでくれるでしょう。
まとめ
胡蝶蘭のラッピングについて、種類や選び方、取り扱いなど、色々とご紹介してきました。 ラッピングは胡蝶蘭を贈る際には欠かせないものです。胡蝶蘭はお花だけでも十分華やかなお花ですが、ラッピングはそのお花をより豪華に見せてくれます。相手に気持ちをしっかり伝えるためにも、ぜひラッピングにもこだわってみてください!
相手のことを思ってラッピングを選ぶのも楽しい時間ですよね。また、胡蝶蘭をいただいた際には、お花と一緒に選んでもらったラッピングにも興味を持ち、長くお花を楽しめるよう丁寧にラッピングを外してあげてくださいね。