観葉植物は神秘的な紫を選ぼう。紫色が魅力的なおすすめ観葉植物4選
リトープスの特徴
南アフリカやオーストラリアなど、主に南半球を原産とするリトープスは、『脱皮』をすることで知られるカラーリーフプランツです。この脱皮とは、古い葉が中央から割れて新芽が現れることをいい、通常春から梅雨の時期にかけて行われます。
開花期は、10~1月です。タンポポによく似た花を咲かせ、花の色は主に黄と白ですが、一部ピンクや紫のものが見られます。
なお、肉厚の株の色自体が緑、グレー、白、茶、赤紫とバラエティに富んでいるリトープスは、別名『生きた宝石』とも呼ばれているのです。
リトープスの育て方のポイント
リトープスを育てるうえで、もっとも気をつけなければならないのは、水分の管理です。もともと乾燥地帯の植物であるリトープスは、水を与えすぎるとたちまち腐ってしまいます。
特に、休眠期にあたる6~9月にかけては、ほとんど水やりの必要がありません。生育期の9~11月は、土の表面が乾いたころ、目安として月2~3回水を与えるようにしましょう。
風水と花言葉
風水の世界において、カラーリーフプランツをはじめとする植物全般には、悪い気を祓い空間を清める力があるとされています。
風水といえば、方角など細かいルールがあるのではと思われがちですが、観葉植物の場合、ただ置くだけで運気アップが期待できるのです。
なお、リトープスは『こよなき魅力』『用心深い』という花言葉を持っています。魅力的で思慮深い人柄を連想させるこの花言葉は、大切な人への贈り物としても最適と言えます。安定した人間関係を求める人におすすめの種類でしょう。
紫の葉の多肉観葉植物 ルビーネックレス
みずみずしい紫の粒が、ネックレスのように連なった『ルビーネックレス』は、見た目のかわいらしさから、特に女性に人気の高いカラーリーフプランツです。
ルビーネックレスの特徴
ぷっくりとした三日月型の葉を持つルビーネックレスは、キク科の多肉植物です。蔓を長く伸ばしながら成長する種類のため、鉢植えのほか、吊るして鑑賞できるハンギングバスケットもおすすめと言えます。
通常、葉が緑で茎は紫色ですが、寒さにあたると全体が紫色に変わるため、季節によって色の違いを楽しめるでしょう。
ルビーネックレスの育て方のポイント
ルビーネックレスは、多湿に非常に弱い観葉植物です。数ある多肉植物のなかでも管理がむずかしい種類と言われるのも、この水分管理のむずかしさに理由があります。
必要以上に水を与えすぎてしまったり、水はけの悪い環境や風通しの悪い場所に置かれたりすると、たちまち腐って枯れてしまうため注意が必要です。
一方で、耐寒性や耐暑性があるため、水分管理さえクリアできれば育てやすい種類とも言えるでしょう。
風水と花言葉
ルビーネックレスは、風水的には良縁を招き、恋愛運を高める植物とされています。これは、ルビーネックレスの持つ葉の丸みや、蔓が長く伸びていく性質によるものです。
また、ルビーネックレスには『健やかな成長』『青春の思い出』『豊富』という、素敵な花言葉があります。いきいきと人生を謳歌する若者を連想させるような、とてもポジティブなメッセージ性を持つカラーリーフプランツです。
まとめ
人気のカラーリーフプランツのなかでも、紫のカラーリーフプランツは特に人気のある種類です。その神秘的で高貴な雰囲気から、個人宅をはじめオフィスやショップなどでも広く愛用されています。
ただし、一口に『紫のカラーリーフプランツ』といってみても、1年を通じて紫色を楽しめる種類だけではありません。時期によって色合いを変えるもの、あるいは花の色で紫を楽しめるものなど、さまざまなタイプがあります。
設置場所の雰囲気や好みに合わせ使い分けてみるのも、カラーリーフプランツを育てる楽しみの1つと言えるでしょう。
それぞれの特徴や育て方のポイント、花言葉や風水の意味合いなども参考に、自分にぴったりの紫のカラーリーフプランツを楽しんでみてください。