観葉植物につく白い虫の種類を解説。駆除の仕方と予防方法もご紹介
この商品に含まれる薬剤は、葉や根から浸透して植物全体に移行する働きがあるので、葉の裏に住み着きやすいアブラムシやコナジラミにも効果が期待できます。
ワンプッシュで1g散布できるよう設計されているため、園芸初心者でも安心して使えるでしょう。手を汚さずに済むのもメリットの1つです。
ハイドロカルチャーを活用
『ハイドロカルチャー』は、水耕栽培の一種です。通常の土の代わりに、粘土を高温で焼き上げて発砲させた石『ハイドロボール』を使って栽培する方法です。
ハイドロボールは害虫や病気を寄せ付けず、室内を清潔に保てます。洗って何度も使えるので、経済的にも環境的にも申し分ありません。
さらに土に比べて軽いので鉢を移動させやすく、高齢者にも人気です。また、大型の観葉植物も栽培しやすいことから近年注目を集めています。
油かすなど有機肥料は避ける
観葉植物の土の表面に有機肥料を敷き詰めておくと、虫がつきやすくなります。多くの害虫は、有機物を好むからです。
なかでも『油かす』の使用は、おすすめしません。油かすとは、アブラナ科の植物の種から油を抽出した後に残るかすのことです。
土壌の微生物を増やして、土をふかふかにしてくれる効果は高いものの、有機質由来の肥料なので虫を寄せ付ける可能性があります。油かすを使用して、大量のコバエが発生したというケースは少なくありません。
まとめ
観葉植物につく白い虫の正体は、『コナカイガラムシ』『トビムシ』『コナジラミ』の可能性が高いです。それぞれの特徴と駆除方法について解説したので、種類を見極めてすぐに対策をとりましょう。
観葉植物の周りに虫を発見した場合は、そのまま放置せず早期に対処することがポイントです。被害を最小限に抑えられれば、観葉植物は枯れずに復活してくれるかもしれません。
『虫のつかない環境を整えること』『虫がつきにくい対策をとること』を心がけて、緑のあるライフスタイルを存分に楽しんでください。