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観葉植物で白い葉や花をつける種類は?名前と特徴を知ろう

何年か育てて1mくらいの背の高さになると、5〜6月ごろに1cmほどの白い小さな花を咲かせるでしょう。その花びらは、とても繊細でかわいらしい姿です。開花期間は2日ほどでしぼんでしまいますが、甘い香りと美しい姿を観賞できます。

花が咲き終わると、赤い実をつけます。花も実も楽しめる魅力的な観葉植物なのです。

シルクジャスミン

『シルクジャスミン』はその名の通り、ジャスミンのような香りの花を咲かせることから、その名がつけられました。本当の名前は『ゲッキツ』です。寒さにも強く育てやすいことでも知られています。

6~9月にジャスミンに似た、かわいらしい白い花を咲かせます。そのあとには赤い果実もつけ、色々な変化を楽しめのも人気の理由です。

葉が白いのは害虫や病気の可能性も

観葉植物を育てていると、もともとグリーンだった葉が突然白くなることがあります。そのような異常は、害虫が住み着いてしまったり病気にかかっていたりする可能性があるのです。

どんな病気や害虫の可能性があるのか、詳しく見ていきましょう。

白い斑点はハダニによるもの?

白い斑点状に葉の表面の葉緑素が抜け落ちていることがあります。その原因は、葉の裏側に住み着いた『ハダニ』という害虫によるものです。

ハダニはクモの一種で、ハダニがつくとまず白く細かい斑点ができます。そのあと全体的に葉が白くなっていき、最後には枯れてしまうのです。

見つけたら、ピンセットなどを使って、ハダニを駆除しましょう。ハダニは水に弱いという性質をもつので、葉裏に勢いよく水を吹きかけるのも効果的な方法です。

ハダニは、葉が密集して風通しが悪くなると発生しやすくなります。剪定をして風通しを良くすると予防になるでしょう。

粉がついている場合はうどんこ病?

葉が急に白くなった場合は、害虫ではなく病気にかかっている可能性が考えられます。『うどんこ病』はその名前の通り、うどんの粉が葉にかかってしまったような見た目が特徴の病気です。

うどんこ病にかかると、葉全体がうっすらと白くなり、次第にどんどん白さが濃くなってきます。そうすると光合成ができなくなり、しまいには枯れてしまうのです。

この白い粉の正体は『カビ』です。一般的に、乾燥して気温が高いと発生しやすくなります。

また、カビは胞子を飛ばすので、1枚の葉に寄生すると、すぐに別の場所にカビが飛んで大繁殖します。発見したら、被害が広がらないうちに切除をしましょう。念のため、発症した鉢からほかの観葉植物を遠ざけてください。

白い粉がついてしまうのはコナカイガラムシが原因かもしれません。以下の記事ではコナカイガラムシの対策についてもご紹介しています。

まとめ

白い葉や花をつける観葉植物は、白とグリーンのコントラストを鑑賞できるものや、花の香りを楽しめるもの、種をとれるものなどさまざまです。比較的育てやすい種類も多いので、初心者でもチャレンジできます。

一方、緑の葉が突然白くなった場合は、害虫や病気に冒されていることも考えられます。ハダニによる被害やうどんこ病の可能性もあるので、見つけたら早めに対処をすることが大切です。

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