3月7日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
3月7日の誕生花:カンパニュラ
カンパニュラ(カンパヌラともいいます)は日本では風鈴草やツリガネソウなどとも呼ばれる花で、ヨーロッパで多く栽培されています。キキョウ科の花で二年草です。紫やピンクのかわいい花が、吊るされた鐘のように下を向いて咲きます。
野生のカンパニュラは、イタリアやフランスに多く自生します。標高が1500mくらいまでの高さの岩場などで、日当たりのよい場所を好みます。
カンパニュラの花言葉
カンパニュラの花言葉には、感謝・抱負・誠実な愛・節操などがあります。花言葉にちなんで、人に感謝の意味を込めてプレゼントするときに最適な花とされています。お世話になった人や、家族や恋人などに花言葉を添えてプレゼントするのもいいですね。
カンパニュラの花言葉の由来は、ギリシャ神話から来ています。黄金のりんごを守る カンパニュールという美しい精霊が、りんごを盗もうと果樹園に侵入してきた兵士を見つけ、鈴を鳴らして人を呼ぼうとしますが、兵士に殺されてしまいます。花の女神がカンパニュールの死を悼み、鐘の形の花に姿を変えたことから、カンパニュラの花言葉がつけられたといわれています。
花姿は可憐ですが、誠実にりんごを守るひたむきな強さが花言葉にこめられているんですね。また、花の形から教会の鐘をイメージさせるので、花言葉は教会での教えにちなんでつけられたという説もあります。
カンパニュラの西洋の花言葉は、gratitude(感謝)やconstancy(継続や節操)などとなっています。日本の花言葉とほぼ同じ意味で共通しています。
カンパニュラが誕生花の日
カンパニュラが誕生花の日は、3月7日以外にも4月23日、5月15日、7月8日などもあります。カンパニュラが旬の時期に誕生花に選ばれているんですね。
カンパニュラの季節・開花時期
カンパニュラの季節は、初夏です。5月~6月に花が出回り始め、9月ごろまでは楽しめるでしょう。花がきれいに咲く期間はおよそ5~7日程度です。開花して1週間は可愛らしい花姿を楽しめそうですね。
3月7日の誕生花:ニリンソウ(二輪草)
ニリンソウは多年草で、沢の近くや山麓、丘陵地帯などに群集して咲く野草です。高さは15〜25cmほどで、暖かくなると白い小さな花が一面に咲き乱れて、春の訪れを感じさせてくれます。湿気のある場所を好み、地下の茎を発達させて栄養分を吸収し育ちます。日本国内は北海道から九州まで広い範囲で咲く丈夫な花です。
ニリンソウ(二輪草)の花言葉
ニリンソウの花言葉は、友情・ずっと離れない・協力・予断などがあります。花の色別の花言葉などはなく、ニリンソウ全体の花言葉です。
ニリンソウの花言葉の由来は、その花姿からつけられました。ひとつの茎から2つの小さな花を咲かせることから、友情やずっと離れない、協力などと行った花言葉がぴったりです。仲のいい友達や恋人などに送る花として最適ですね。
ニリンソウには西洋の花言葉はとくにつけられていません。しかし、英語の学名の Anemone flaccidaのAnemone(アネモネ)は、ギリシャ語の風という意味のanemosからきているといわれています。春の始まりを告げる穏やかな風が吹く季節に咲く花からつけられているそうです。
ニリンソウ(二輪草)が誕生花の日
ニリンソウが誕生花の日は、3月7日の他に4月29日もあります。
ニリンソウ(二輪草)の季節・開花時期
ニリンソウの季節は春です。3月〜5月頃まで、約2cmの小さな白い花を咲かせます。
3月7日生まれの偉人・有名人
3月7日に生まれた有名人は、1977年の俳優の長谷川博己、1989年の永山絢斗、 2002年生まれのモーニング娘。’16羽賀朱音がなどです。
3月7日は何の日?
3月7日は、3と7の語呂に合わせて「サウナの日」といわれています。またミンチで「メンチカツの日」でもあります。また、湘南モノレールの大船から西鎌倉までが開業した日です。湘南モノレールは、サフェージュ式モノレールの導入のテスト線として大船と湘南江ノ島間で運転を始めました。今は懸垂式のモノレールの草分け的な存在で、多くの観光客が利用しています。
3月7日は消防記念日でもあります。昭和23年の3月7日に消防組織法が施行され、警察の管轄から独立した日でもあるのです。
まとめ
3月7日の誕生花は、カンパニュラやニリンソウなどがあります。どちらも春が開花時期の花で、可憐で小さな花を咲かせます。カンパニュラは、感謝するときにプレゼントする花としても知られ、ニリンソウは一つの茎から2つの花を咲かせることから友情や協力といった花言葉がつけられています。
お世話になったあの人や、普段仲のよい友達にありがとうの気持ちをこめて、花言葉と一緒にカンパニュラやニリンソウをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。